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ライフ
函館-大間航路に新船「大函丸」就航 約束通り町が建造
2013.4.18 10:41
北海道函館市と青森県大間町を結ぶフェリー航路に18日、大間町が建造した「大函丸」(1912トン)が就航した。平成20年に運営会社が経営悪化を理由に撤退を決めたが、町が新船を造ることを条件に存続した経緯がある。
大函丸は午前7時に大間港を出発。大勢の町民が「行ってらっしゃい」「またおいで」と大漁旗を振りながら見送った。北海道の登別温泉に行くという青森県むつ市の無職、村中弘司さん(72)は「一番船を狙っていた。ゆっくりと船旅を楽しみたい」と笑顔で話した。
大函丸は全長約90メートルで旅客定員は478人。津軽海峡フェリー(函館市)が運航し、建造費の約26億円は町が16億円を負担し、残りを県の補助金などで賄った。1日2往復で、函館-大間を約1時間半で結ぶ。
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