以前書いた
「ビアンキよ!作りが雑ではないか? 」ですが、やはり気になり、サイクルヨーロッパジャパンに問い合わせてみました。
以下回答です。
ボトムブラケット周りクリア塗装が金属部分にかかってしまっている回答:両サイドは無塗装です。塗装時はマスキングで隠すのですが、その隙間から塗料が入り込んだと思われます。
申し訳ありませんが、これも実用上の不備ではなく、特に品質検査チェック項目ではありません。ダウンチューブのワイヤーの出入口フレームはオフホワイト、ここだけ真っ白回答:程度問題ですが、極端な違いでなければ 弊社品質検査では不合格ではありません。
白で、色調の差 というレベルであれば、特に問題とは考えません。
シートステイとチェーンステイの接合部1端のカーボン柄がつぶれている回答:K-VIDというcarbonとkevlarの複合素材で、シートステイとフォークブレイドのエンド側に使っています。
「柄潰れ」これが点なのか?線なのか?面なのか?によって判断は違ってきます。
90°クロスの平織プリプレグ(布)を張り合わせて圧着させる製法なのですが、表面形状が均一でない場合やプリプレグの繋ぎ目等では、線状の潰れが表面に出る場合があります。
この場合製法上の繋ぎ目ですので、品質上全く問題はありません。
ただ、これが点状や面状で白っぽい曇りがあるようなら、ボイド(層の内部の極小な異物や空間)が原因の層間剥離・・・かもしれません。
この場合は程度問題で、層間圧着の為の樹脂材が曇る場合が考えられます。
この場合、カーボン繊維の剥離が起きていなければ、使用上は全く問題はありません。シートステイとチェーンステイの接合部2隙間があるシートステイとチェーンステイの接合部3接着剤はみ出し(隙間の左)
回答:チェーンステイとエンド部は、差し込みによる接着剤固定 シートステイとエンド部は、ボルト止め+接着剤固定です。
フレームサイズにより角度が変わる為、シートステイにはボルトを使っています。
アルミ・接着剤・カーボンという異素材を上から塗装した場合、サフェーサー(下塗り)+塗装+クリア塗装 という複層塗装面が、異素材であるが為の振動や変形(たわみ・ねじれ)の差 に付いて行けず、接着剤の表面=つなぎ目 で、線状クラックを起こす場合があります。
これは塗装表面のみのクラックで、母材のクラックではない場合がほとんどです。
このトラブルを防ぐ為にも、接着を厚めに盛る場合もあります。
<最後に、「僕は趣味で乗っている。性能のみを求めて買ったわけではない。この品質は100stradeだからなのか、ビアンキ全体に言えることなのか」と聞きました。以下回答>
お気づきとは思いますが、BIANCHIはスポーツバイク=スポーツ用具を生産しております。
外見上の品質管理も気を付けてはおりますが、イタリアはもとより、生産側の台湾においても、日本のマーケットの品質管理は最高度のモノが適用されています。
もちろん車格に応じて仕上げにかける時間は異なってくるのですが、トップモデルのOLTREでさえ外見上の小さな汚れや面の不均一 は良くある事です。
最後のご質問へのお答えとしては、ビアンキの外見上の品質はこの程度です。
ご納得いただけず、今後の追加ご購入が無くなってしまうのは誠に残念です。
そして、今以上の外見上品質をお求めになるのであれば、BIANCHI としてはご期待にお応えできないと思います。
私達はスポーツバイク生産が生業ですゆえ、この点ご理解ご了承の上、100STRADEを存分に乗って、存分に楽しんでいただける事を、改めておねがいいたします。」だそうです。
人によって
受け取り方は様々ですが、皆さんはどう感じますか?
まぁ公の場なので僕もあまり言いいませんが、
納得はしてませんが、理解はしました。
要するに、スポーツ車を作ってるから性能重視で、性能上問題ないミタメはあんまり気にしてませんよ。ってことね。日本のメーカーじゃあまり聞かないような回答な気がします。
あと気になる回答
「トップモデルのOLTREでさえ外見上の小さな汚れや面の不均一は良くある事です。」という文面。
「ふ〜ん、最高峰のオルトレでもそうなんだ。だったらもっと安い100stradeならしょうがないよね!」
ってなるかー(怒)!以上です。
まぁしゃーない。
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私には知識はないので、品質が悪いのかの判断はできかねますが
返答内容は丁寧で少なくとも窓口はちゃんとしているなと思いました。
そういう私もビアンキユーザーでして、
以前、BBを交換したときにシートチューブの中から怪しげな台湾語のメモが出てきました(笑)
そうですね。窓口はしっかりしています(文面は有無を言わさずって感じですが(笑))。
まぁ僕が細かいってのが半分、品質が低いってのは半分でしょう。
でも結構な価格なわけだし気を使ってもらいたいもんです。日本の代理店だからそこまでの権限はないのでしょうけど。
ちなみに僕はBB裏の「made in Taiwan」に上に「made in China」というシールが貼ってありました(笑)。
塗装ムラがすごく気になりましたね。本人は気づいてないようなので、何も言いませんでしたが・・・
僕ら一般人にとって、走行性能だけ求めればいいというのはちょっとって気になりますよ。
一般人だからこそ、所有欲も満たされたいですもんね。
サイクルヨーロッパ・ジャパンの開き直ったような対応は、気に食わないですね。
僕のは白なんであまり目立ちませんが、チェレステだとわかりやすいですね。
品質ってどれが正解がないので曖昧ですよね。
「仕様です」とか「品質チェックに問題はありません」とか言われると、どうしようもないですから。
でもその辺をしっかりやってかないと、お客は徐々に離れていきますよ。
僕は今回の品質を見て、次回はピナレロかデローザかと気持ちが揺れました。
でもサイクルヨーロッパジャパンもただの日本代理店ですから、何の発言権もないのでしょう。ただ単に企業を守るという意識だけなんでしょう。
自分もBianchi好きな一人としてちょっと複雑です。
ちょっと前にもありましたよね、、。
前サスペンション破断事故。
被害になられた方が早く良くなってくれたら良いのですが、
品質は当然ですが、安全面は最優先していただきたいなと思います。
ポチっときます!
今回は性能(安全面)に関するところではないのですが、趣味で乗ってる者としては複雑です。
「家の外壁の色が一部まだらになっていて変だよ」って言ったら「いや、住むのに問題はないから。それ、仕様だから」と言われているようなもんです。
あ〜、思い出して腹が立ってきた!何かきっかけがあれば次の行動に移しそうです。