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救命訓練、街で気軽に うめきたで月2回の心肺蘇生講習

胸骨圧迫とAEDのトレーニングキット「あっぱくん」を使った講習会=3月31日、大阪市北区の大阪国際会議場、大阪ライフサポート協会提供胸骨圧迫とAEDのトレーニングキット「あっぱくん」を使った講習会=3月31日、大阪市北区の大阪国際会議場、大阪ライフサポート協会提供

 【竹田真志夫】26日に街開きするグランフロント大阪(大阪市北区)で、来月から月2回、夕方に心臓マッサージ(胸骨圧迫)と自動体外式除細動器(AED)の講習会がスタートする。関西屈指の乗降客が集う「うめきた」地区の立地を生かし、会社員や買い物客らに救命法を学んでもらう試みだ。

 グランフロントでは食や健康をテーマにした来訪者のコミュニティー「ソシオ」を立ち上げる。発作を起こした人の心臓に電気ショックを与え、心肺を蘇生させるAEDの使い方を教えるハートソシオもその一つだ。

 受講しやすいよう時間約45分、受講料500円とし、講習では人工呼吸を省いて胸骨圧迫とAEDによる蘇生術に絞って教える。場所もJR大阪駅北口に近い「うめきた広場」の多目的ホールを使う。

 AEDは2004年に厚生労働省が現場に居合わせた市民による使用を認めたため、飛躍的に普及。11年までに全国で29万7095台が一般向けに設置された。中でも大阪は心肺蘇生の「先進地」だ。


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