名古屋市長に河村氏３選　投票率は前２回を大幅に下回る

名古屋市長選で３選が決まり、大村秀章愛知県知事（右）から水を掛けられた河村たかし氏 Photo By 共同

　任期満了に伴う名古屋市長選は２１日投票、即日開票の結果、無所属で現職の河村たかし氏（６４）が、元自民市議藤沢忠将氏（４３）と、共産党が推薦する元愛知教育大非常勤講師柴田民雄氏（４８）のいずれも無所属の新人２氏を破り、３選を果たした。

　しかし投票率は３９・３５％で、初当選した０９年の５０・５４％、愛知県知事選、市議会解散の賛否を問う住民投票との「トリプル投票」となった前回１１年の出直し選の５４・１４％をいずれも大幅に下回った。

　河村氏は代表を務める政治団体「減税日本」の推薦を受けた。記者会見では、減税日本から夏の参院選で候補を擁立することに意欲を示した。