• 作品の感想とは
  • ある作品の後書きにて、感想で作品に対して突っ込むのは作者の気分が悪くなるから止めろと言うのがありました。そしてそれに同調する人間が意外にも沢山いた事に驚きました。正直なんだかなぁと言う思いです。

    感想できつい事を言うのは間違ってる?聞きたくなければ感想機能をOFFにすればいい。そもそも、自分の世界に閉じこもりオナニーがしたいのであれば公共の場に発表しなければいいのです。

    何故公共の場に発表するのか、それは意見が欲しいからではないのですか?それを善意だけの褒める言葉だけ欲しい、褒める言葉のみ言うべきだと読者に強要する事こそ傲慢と言うべきでは?

    もし、本気でそれを思っているのであれば社会不適合者と言わざる得ない。相手にするのは人間なのです。良い意見、悪い意見があり、それによって自分を見直すからより高みに行けるんです。悪い意見は見たくないと言うのはただの逃げです。

    意見を受け止める覚悟がないのになぜ公共の発表するのか、そしてそれに対して逆ギレに様に反応するのか?それこそおかしいと思いませんか?

    社会に出て自分の未熟の所為で思い通りにならない事なんて幾らでもある。その度に「私の思い通りにならないなんておかしい」と言いますか?もし言う人間が居るとすればオカシイ人です。ツッコミを受けたくなければツッコミを受付けない様に弱点を克服し成長すればいいのです。

    根本的にツッコミを受ける事に対する解決法が間違ってる。読者にツッコむなと文句を言うのではなく、自分が突っ込ませるような文章を書かないとなるべきなのです。

    他にも「作者は楽しむためにやっているんだ、それを阻害するな。そもそも無料で提供してるんだからそれに文句言うな」と言うのもありました。一見正論に見えます。が、じゃぁそもそも発表するな。それは単なる公共オナニーであり猥褻物陳列罪の様なものです。おかしい者が目のつく場所にいたら文句も言うし通報だってする。そもそもなんで未熟なのに上から目線なのかと。馬鹿馬鹿しいのにも程がある。

    彼ら、同人作家やワナビと呼ばれる人種には多いのですが「考え無し」が非常に多い。お話の作り方も基本が「出オチ」です。「お、面白い設定思いついた!」でも続かない。それは何故か?考えないでノリだけで進むから。だから矛盾だらけになって自分でも解らなくなり、エタる。エタるのが格好悪いと思っていれば一応終らせる。でも凄く適当。

    話が浅いままなのも「考えるのが面倒だから」。「プロじゃないんだし」「無料で提供してるんだし」そういう「言い訳」によって面倒になると直ぐに投げ出す。そして「読者にツッコミを受けたから、やる気なくなた」これも言い訳の一つ。

    これで良い物が出来るはずもない。この手の作者は登場する人物に対する考察も非常に薄っぺらい。そのキャラの人生を感じない。そもそも考えていないのだから当たり前なのでしょうが……

    感想によるツッコミというのはその考える機会を与えてくれるものです。自分の間違い、設定の矛盾を知らせてくれる物です。そこで一歩立ち止まって何故考えようとしないのでしょう?もし、説明不足による誤解なのであれば、その誤解を生んだ自分の文章力を嘆くべきなのです。なぜ「自分が否定された、コイツは敵だ」になるのでしょう?

    他にもツッコミを入れる人によって作者の調子が悪くなり、更新が遅くなったら楽しみにしている読者が迷惑だから消えろと言うのもありました。いやいや、その程度でもしエタる作者が居るとすればそれまででしょう?ツッコミを受けたと言う事は少なくともその時点でなんらかの矛盾を抱えている訳です。そのまま続けたってどうせロクな事にはならない。別にエタってもいいじゃないですか、作者が本当に物語を作るのが好きなのであれば、きっと同じ間違いを犯さないはず、次はきっと更に面白いものが産まれる筈です。ある意味ここはそれが許される場なのですから。

    そもそも、ツッコミを受ける程度で諦めるのであれば、それは本当にそれが好きだったのか疑わしい。
    「3×3 EYES」の高田裕三がその辛さから一旦漫画家を辞めようとした。でも結局復帰した。「自分は結局骨の髄から漫画家だった」と戻ってきた。好きだというのはそういう事じゃないんでしょうか?

    正直、公共の場でああ言う意見を声高に言うのは「自分は向上心ありません」と言うようなもので、なんだかなぁと思うのです。
  • 2012年 04月02日 (月) 20時46分

コメント

 ぽむ様のお考えに激しく同意します。ただ、読者も大概テケトーに流し読み、斜め読みしてるからじゃないかな~? って気が大いにします。

 自分、誤字脱字や自分の感覚で気になる表現とかを主に感想欄で指摘してるんですが、ある作品で他の読者には嫌がらせに見えたらしいんです。

 自分以外の書き込みが極めて少なく、それに反比例するかのように文章におかしさや設定の甘さ、練り込み不足が多かったことも一因でしょう。書き込んだ文字数は結構な量ではありました。

 ですが、その読者の書き込みを読んでみると、「どこをどんな風に読んで、こんな基本的なこと作者に聞いてるんや?」と首を傾げざるを得ない文言がつらつらと並んでました。
 
 で、その嫌がらせと思われた作品、作者の方がここを脱会してしまいました。どの書き込みにも返信せず、予告も脱会する理由も説明しないままで……。

 的外れな指摘はしてないし、作品の続きも期待していたのですが、残念な結果になったことになんともやるせなさを感じ、吐きだしたくてココに書きんでしまいました。お目汚し420
投稿者:ジョン・スミス  [ 2012年 05月25日 (金) 05時03分 ]
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