天気:3月の平均気温、3地方で最高値…関東甲信など
毎日新聞 2013年04月01日 20時24分(最終更新 04月01日 21時11分)
気象庁は1日、3月の天候のまとめを発表した。東日本以西で気温が高い日が多く、月平均気温は関東甲信(平年差プラス2.7度)、東海(同2.0度)、九州南部・奄美(同1.8度)の3地方で1946年の統計開始以来の最高値を更新するなど、暖かい月となった。
地点別の月平均気温は▽宇都宮市(9.6度、平年差プラス2.8度)▽横浜市(12.0度、同2.9度)▽静岡市(13.3度、同3.0度)▽名古屋市(10.5度、同1.8度)▽高知市(12.7度、同1.9度)など26地点で月平均気温の過去最高を更新した。
気象庁気候情報課によると、北海道付近の上空で例年より偏西風が強く吹いて低気圧が発達しやすかったことが影響し、北日本を除いた日本列島に南から暖かい空気が流れ込みやすくなったという。【飯田和樹】