1票の格差:広島高裁岡山支部も衆院選無効判決
毎日新聞 2013年03月26日 11時26分(最終更新 03月26日 13時48分)
一方、東京高裁(奥田隆文裁判長)と広島高裁松江支部(塚本伊平裁判長)はこの日の判決で、選挙を違憲としたものの無効請求は棄却した。
弁護士グループが全国の高裁・高裁支部に起こした一連の訴訟では、広島1、2区を対象にした判決で、広島高裁が25日に「違憲で無効」とし、無効判決の混乱を避けるため、判決の効力の発生を今年11月末とする猶予期間を設けていた。
また、他の高裁・高裁支部も相次いで違憲と判断したが、事情判決の考えを採用、無効請求は退けている。26日午後には大阪など四つの高裁・高裁支部で判決が言い渡される。【五十嵐朋子、目野創】