本庁舎・市民会館複合施設の建設経緯等についての問い合わせ
市内に配布されている「無党派タイムズ」号外に対して多くの市民から問い合わせがありましたので、市の見解をお知らせいたします。
【質問1】
市長が「・・・神風が吹いた」と発言したというのは事実ですか?
■本市の見解
市長が公的な会議の場において、このような発言をしたという事実は全くありません。
【質問2】
庁舎・市民会館の建替えに至るまでの経緯はどうなっているのですか?
■本市の見解
秩父市では、平成17年度に耐震診断調査を実施するなど耐震性能に問題があり、老朽化が著しい両施設の耐震・老朽化対策の検討を進めてきました。
平成23年3月11日に発生した、東日本大震災により両施設は被害を受けました。被害状況の把握のため、応急危険度判定を実施した結果、両施設とも「要注意」建物との診断が下されました。市民の安全を第一に考え、市役所本庁舎、市民会館共に、閉鎖措置を取りました。
その後、両施設の早期復旧を目指し市役所内部における検討はもちろんですが、広く市民の意見を聴くため、「秩父市役所本庁舎等建設市民会議」を組織し、耐震・老朽化対策の方法や建設地、規模や機能について議論していただきました。また、市議会においても、「市役所本庁舎及び市民会館建替え調査特別委員会」が設置され、両施設の在り方について検討が進められてきました。そして、市民会議からの報告書の主旨を出来る限り反映するとともに、市議会特別委員会における協議内容を尊重し、平成23年12月には、市として、「市役所本庁舎及び市民会館を現在の市役所本庁舎の位置に合築して建て替える」という内容の建設基本方針を策定いたしました。
概算事業費(建替えの予算)は以下のとおりとなりますが、工事費等は、地盤の状況、構造、規模、自然エネルギーの導入、内外装の仕様等により異なります。
詳細は、今後の設計段階で具体的に検討していくことになりますが、コストの縮減に向けて努力します。
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項目 |
新庁舎・新市民会館 |
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建設工事費 |
約44億円 |
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解体工事費 |
約2億円 |
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設計費・工事監理費・備品購入費など |
約3億円 |
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合 計 |
約49億円 |
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※概算事業費の内訳の目安であり、今後変動します。
※概算事業費には、アスベスト除去費用、情報通信設備費、防災対策設備費および環境対策付帯工事費などは含まれていません。 |
【質問3】
「総額60億円強になります。...」とありますが、本当ですか?
■本市の見解
上記表のとおり、解体・備品等を含めた総額は約49億円となります。「総額60億円強になる」ということは全く根拠のない金額です。
【質問4】
日経新聞の企業誘致が破談になったという記事について、事実を教えてください。
■本市の見解
先日の「市政を正す会」の文書に対する問い合わせ(質問6)への見解でもお知らせいたしましたように、今月上旬、市の職員が直接「工場立地検討企業」を訪問いたしました。その際、先方から「秩父市からは多くの資料をいただいている。今後も引き続き情報交換をしましょう。」というお話をいただきました。
したがいまして、「破談」「消滅」ということは一切なく、これからも営業活動を続けてまいります。
問い合わせ
■質問1について・・・ 秘書課(電話0494-22-2201)
■質問2,3について・・・ 市役所本庁舎等建設推進室(電話0494-25-5229)
■質問4について・・・ 企業支援センター(電話0494-21-5522)
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