アドベンチャーワールド:近くで見られる「パンダ・ラブ」
毎日新聞 2013年04月20日 17時48分(最終更新 04月20日 18時04分)
和歌山県白浜町の動物公園アドベンチャーワールドで20日、ジャイアントパンダなど希少動物の繁殖と生育を目的とした新施設「PANDA LOVE(パンダ・ラブ)」がオープンし、朝から大勢の入園者でにぎわった。
同施設は同園入り口に近いフラワー通り沿いに建設。鉄筋コンクリート平屋建てで、屋内運動場2面(160平方メートル)と屋外運動場(455平方メートル)、動物舎などから成る。屋内施設は年間を通して室温を管理でき、パンダにとって最適な環境を保てる。また屋内運動場と観覧通路の間には手すりとガラス面(高さ1.2メートル)しかなく、同園は「より間近にパンダを見てもらえる」と話している。
同施設には永明(エイメイ)(雄)、双子の海浜(カイヒン)(雄)と陽浜(ヨウヒン)(雌)の3頭を展示。良浜(ラウヒン)(雌)と昨年8月に生まれた優浜(ユウヒン)(雌)親子は、旧パンダランド「ブリーディングセンター」で展示している。【野原隆】