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【プロ野球】梶谷が決勝打 DeNA 8回に大逆転2013年4月21日 紙面から
◇DeNA4−2中日中日は1点リードの8回に田島がつかまった。無死満塁でラミレスに同点適時打され、2死後、代打・梶谷に逆転の2点二塁打を許した。DeNAは0−2の4回にブランコが3試合連発のソロ。3番手の加賀は2季ぶりの白星。 ◇ 同点にはしたものの、勝ち越せぬまま終わるかと思われた8回2死満塁。DeNAの代打・梶谷が強くたたいた打球が三塁線を抜ける2点二塁打に。強雨が降りしきる中、中畑監督が小躍りしVサインでベンチを飛び出した。 「代走、代打、守備と、いろんな場面で使うかも、と言われていたので、その都度ベンチで想定していました。積極的に打つことだけを考えていました」。梶谷の集中力は、雨の中でも切れることはなかった。 中畑監督に怒られ、導かれ、そして再生された10日間だった。二塁を守った9日の広島戦。遊ゴロで二封にしなければいけない場面で二塁ベースカバーに入らないミス。2失点につながり激怒され即2軍降格を言い渡された。 反省中の15日、中畑監督の指令で、指揮官の母校でもある東京・世田谷の駒大キャンパスに行き30分間の座禅を組んだ。「集中力がつくようになった」と効果抜群。2軍で好調を維持し、中畑監督が視察した19日のイースタン・リーグ楽天戦でも2打数2安打。バットを振ればヒットが出ていた。中畑監督はこの日、打率1割3分2厘と不振の新外国人モーガンを2軍落ちさせる大決断。上げたのが梶谷だった。そして大事な場面で抜てき。「田島のスピードに対応できるのは梶谷。期待に応えてくれた。もともと力がある選手。わかってくれたんだ」。中畑DeNAが梶谷の起死回生の一打で中日に連勝。5割復帰まであと1勝だ。 (後藤慎一) PR情報
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