こんばんは。
66期の司法修習生は
法律事務所への就職活動が
盛んな時期かもしれませんね。
近年、
司法修習生の就職難とともに
いわゆる「ブラック事務所」というものが目立つようになりました。
せっかく弁護士資格を得たのに
こんな「ブラック事務所」に入ってしまっては最悪です。
この「ブラック事務所」。
正直な話、入ってから気づくケースも多いようです。
間違った道に進んでしまわないよう
面接の際には「雇ってください」とばかりに尻尾を振るだけでなく、
きちんと自分で見極める目を持っておいた方が良さそうです。
一番簡単に「ブラック事務所」を見分ける方法は、
弁護士の出入りを確認することです。
たとえばこの10年で5人の弁護士を雇って、
そのうち5人が残っているような事務所。
たとえばこの5年で3人の弁護士を雇って、
3人とも残っているような事務所。
こんな事務所は、
とても優良な事務所です。
ブラック事務所とは全く正反対です。
心配無くぜひ内定をもらいましょう。
一方で、
たとえばこの5年で4人の弁護士を雇ったのに
1人しか残っていないような事務所。
こんな事務所は間違いなく「ブラック事務所」です。
経営弁護士は「クビにした」などとうそぶくでしょうが、
イソ弁が次々に見切りをつけて
短期間で辞めていっているのが実態です。
色んな意味で
ろくでもない事務所だから
イソ弁が定着しないのです。
特に、
イソ弁が最長でも
2年しか勤務していないような事務所など
真黒な「ブラック事務所」と言えるでしょう。
人を雇う能力も魅力もないような人間が
無理に人を雇おうとするからこんなことになるんでしょうね。
じゃあどうやって見分けるか。
面接の時に聞いてしまうのが一番です。
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