キャッチボールする阪神・藤浪=甲子園(撮影・中川春佳)【拡大】
同じ相手に続けて負けるわけにはいかない。藤浪は、胸に秘める闘争心をメラメラと燃やした。
「負けること自体は好きではないので。出来るだけ負けないようにしたい」
強い口調でリベンジを誓った。プロ初登板の3月31日、燕打線を6回3安打に抑えながらも、2失点(自責1)で黒星を喫した。その屈辱をはらす。
大阪桐蔭高時代。2年夏の大阪大会決勝で敗れた東大阪大柏原高を、翌年夏の同準々決勝で撃破(9回2失点)。2011年の近畿大会の準々決勝で敗戦した天理高にも、昨夏の甲子園の準々決勝で8-1と勝っている。同じ相手に2度連続で負けたくない気持ちはプロに入っても同じだ。
「高校のときは当たる回数は少なかったですけど、プロでは何回も当たる。1回目、負けたので、2回目は負けないようにしたい」
前回登板のDeNA戦(14日、甲子園)では6回無失点でプロ初勝利を挙げ、高校時代から続く甲子園での連勝を「11」とした。和田監督も「前回、非常にいい投球をしたんで、ファンのみなさんもかなり期待されていると思う」と期待を寄せた。
「マウンドに上がったら勝ちを目指すだけ。1勝したからといって、変わりはないです」
慣れ親しんだ黒土の上で、藤浪が2勝目を取りにいく。 (西垣戸 理大)
(紙面から)