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経済
【開業グランフロント大阪】(上)丸の内超える「大梅田」へ 関西の起爆剤に賭ける思い
JR大阪駅北側の再開発地域「うめきた」で、26日の開業まで1週間あまりとなった複合ビル群「グランフロント大阪」で18日、竣工式が開かれた。グランフロントの開発にあたる12社を束ねた幹事会社、三菱地所社長の杉山博孝は「優れた設備と機能を誇るビルが完成した」と感慨をあらわにし、玉串の行方を、遠くをみるような表情で追った。
同ビル内に設けられた約1千平方メートルの7層吹き抜け空間で行われた式には、開発事業者全12社の経営トップをはじめ関係者ら約100人が出席し、成功を祈った。
グランフロント大阪は平成22年3月に着工。4棟の高層ビルにはオフィスや店舗、ホテルなどが入居し、中核施設「ナレッジキャピタル」は国内外の企業や研究者らの集積による新技術の創出が期待されている。
“最後の一等地”と評された「うめきた」。構想開始から四半世紀かけて進められた大プロジェクトだ。ただ、1980年代から構想がなされた再開発には曲折もあった。
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