自民党の松下新平国土交通政務官(参院宮崎選挙区)が、自身が代表を務める政党支部に2年間で約2800万円を寄付した後、自らの後援会と資金管理団体に還流させ、所得税の控除を受けていたことが15日、分かった。政務三役の還流発覚は初めて。 松下氏は共同通信の取材に対し、文書による回答で所得税控除を認めた上で「資金需要に応じ関係政治団体間で資金を移動しており、迂回献金との指摘は当たらない」と強調。県議時代から企業団体献金を断り、個人献金の不足分を議員歳費などからの寄付で賄っていると説明している。
2013年04月15日月曜日
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