講師:長谷川和男さん (元杉並教組(日教組)委員長) <チラシ> 大阪市の小中学校に橋下市長が導入しようとしている学校選択制。 学校と地域のつながりが希薄になる、通学に時間がかかり子どもたちの安全が心配、いたずらに学校間の競争や偏見をあおってしまうなどさまざまな問題が指摘されています。長崎市、前橋市、東京都杉並区、多摩市など先行した地域で学校選択制を廃止したり見直す動きが出ています。 橋下市長は9月までに結論を出すと言い、各区で住民との対話のフォーラムを開いていますが、大阪市民からは不安や反対の声が続出しています。大切な子どもたちで実験するわけにはいきません。「やったけどやっぱりあかんかった」ではすまされないのです。 しかも「特色ある学校つくり」などと言いながら、市長は「学校選択制で選別にさらし、統廃合を促すしかない」と語り、“選ばれない学校”をつぶしていくことが目的であると明言しています。 私たちは、東京杉並区の元教員長谷川和男さんを招いて学校選択制の実情についてお話を聞くことにしました。杉並区は10年前に導入されましたが、この春廃止することが決定されています。 集会の前半では長谷川さんの講演、後半では大阪の教育現場の報告などを交えながら、大阪に導入された場合どうなってしまうのかを明らかにしていきたいと思います。
|
Tweet |