大切な家族を守るために、読んで頂ければと思います。
◆前提知識 日本の財政状況
平成25年度の予算案が衆議院を通過しました。
この予算案を見ますと、総額は92.6兆円ですが、税収は40兆円しかありません。
国の借金はどうか?というと、経済ジャーナリストの財部誠一さんのホームページにある、日本の膨大な借金を可視化している借金時計が有名です。こちらを見ると2013/4/18現在、日本の借金は約940兆円であります。やや強引なことを承知の上で、いまの日本の財政状況を家計に例えると、「年収400万円の収入しかない家計で、毎年926万円の支出があり、さらに借金が9400万円ある」という状況です。短期の借入金や国債などを借金と呼ぶかどうかで、若干の数値の違いがありますが、このような記事もあります。
◎国の借金960兆円=国債増発で最大更新-2011年度末
財務省は10日、国債や借入金、政府短期証券の残高を合計した「国の借金」が2011年度末で959兆9503億円となり、過去最大を更新したと発表した。1年前に比べて35兆5907億円の増加。国の財政状況は09年度以降、4年連続で新規国債発行額が税収を上回る異常事態が続いており、12年度中には借金残高が1000兆円を突破しそうだ。4月1日時点の推計人口(1億2765万人)で割ると、国民1人当たり752万円の借金を負う計算になる。借金増加は、景気低迷で税収が伸び悩む中、高齢化に伴う社会保障費の増大や東日本大震災の復興費などを国債増発で賄ったことが主因。建設国債や赤字国債、復興債を含む普通国債は約34兆円増の669兆8674億円となった。 (ソース:時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_yosanzaisei-nationaldebt)
国民1人当たり750万円超の借金があり、1世帯あたり1,800万円超の借金がある計算になります。これは脅しでもなんでもなく、日本の財政状況の実態です。
この借金、返済できる見通しがあればいいのですが、将来的にはこうなります。
※個人金融資産は2012年に1513兆円と過去最高となっていますが、ここでは仮に1500兆円の固定値としています。
※この表は財務省のデータを参考に、独自にまとめました。
これによると2013年末に国の借金は1000兆円を突破。2017年には日本人が持つすべての個人資産1,500兆円を上回ってしまいます。しかもこのデータは消費税・相続税などの増税を加味した推測値ですから、これ以上は鼻血も出ない値です。金額が大きすぎてピンとこないかもしれませんが、要はこのままいけば2017年ごろには、国の借金は「日本にあるすべての個人資産を没収!としても返済不可能な金額になってしまう」ということです。借金はいつか返さないといけません。日本の借金の担保は何でしょう。日本人が持っている資産ですよね。これを超えるということは、担保差し押さえとなってもおかしくないと思いませんか?
田原総一朗責任編集 それで、どうする! 日本経済 これが答えだ! (2時間でいまがわかる!)
「日本は沈没なんかしない!」と言う経済学者の先生がいらっしゃいますが、あやしいかぎりだと思います。もちろん竹中先生や榊原先生を否定するつもりではなく、日本が沈没してほしい訳でもありません。「資産を守る」という観点からすると、何があっても大丈夫なようにすべきと思うのです。そういった意味で、個人的には「(あと数年は)日本は沈没なんかしない!(かも)」と理解しています。
◆じゃどうするの?今すぐやるべきこと
以下、あくまで個人的な意見ですが、オススメ手法です。
・円資産を最小限にする
日本が破たんしたら、ハイパーインフレが起こって円の価値が暴落することが懸念されます。1999年に起こったブラジル通貨危機においては、毎週、物価が2倍になったと言います。ブラジルの通貨レアルで資産を持っていたらたまったもんではありませんから、ほとんど全ての国民が資産を外貨に変えたそうです。このような事例から、資産はできるかぎり円以外で持つべきと思います。
・株式、債券は持たない。日本国債も避ける
株式や債券の動きは読めません。短期で余裕資産を運用するなら別ですが、資産を守る観点からするとお勧めできません。日本国債は言わずもがなです。
・金、不動産を持つことは有効
インフレになったら強いのが、不動産や金です。ここ数年で金の価値はすごく上がってしまいましたが、いまからでも遅くはないと思います。少なくとも現金資産を保有するよりはよっぽど安全だと思いますし、銀行預金などより高い金利も付きます。
不動産も、インフレになったら価値が上がります。賃貸だったら月10万円の家賃が20万円に跳ね上がり困ってしまいますが、不動産を持ってたら1,000万円の価値が2,000万円に上がって助かるからです。
・保険は「掛け捨て」「積立率が高いもの」「変額」「外貨建て」のどれかにすべき。
個人だったら、掛け捨てがいいでしょう。保険本来の保障だけを買うべきで、資産の積み立ては海外投信や外国為替、外貨預金などにまわした方がいいと思います。一方、法人だったら損金算入が出来て、積み立て率が高いもの。それから変額といいますが、金利の上昇にも対応できる商品や、外貨建て・外貨払いが出来る商品をお勧めします。
◆こんな状況下で年金がもらえるか?
あまり知られていませんが、いま55歳以下の方は平均すると、貰える年金額より、支払った額のほうが上回ることをご存じでしょうか?。今の制度がずっと維持される前提で計算しても、現在40歳のひとは約1,200万円、30歳だと1,800万円、20歳だと何と2,200万円以上の払い損になるといいます。
ソース:年金、20代は2000万円超の払い損 普通の人でも資産運用をしなければいけない理由(日本経済新聞)
以前、年金原資というのは日本には存在しないという記事を書きました。日本では、年金保険料として徴収した分はすぐ、高齢者に支払われてしまう仕組みとなっているからです。詳細はこちら↓
全国民に関係する、本当に大切な公的年金の話し
ということで、いまの40代以下の方は、直ちに自分年金を作り始める必要があると思います。この場合の注意点としては、「円で運用しない(=海外運用)」「高利回り」「ローリスク」の全ての条件を満たすことです。
これらの条件を満たす投資手法として、最近話題の「いつかはゆかし」のようなビジネスモデルはアリだと思います。ネガティブな風評もかなり多いですが、根拠としては、「実質的に海外の超有名ファンドが運用しており信用できる」「期待利回りが高い」「日本人のスタッフが対応してくれるなど、直接じぶんで海外投資するよりはローリスク」と思うからです。
ただ、・・、ビジネスモデルとしてはアリなのですが、現状では、とても残念な点が多くあります。一番下に続きのリンクがありますので、よかったらご覧ください。
※2013/4/18 19:03追記 こちらに「いつかはゆかし」のリンクを貼っておりましたが、ステマと誤解されるため削除しました。
※2013/4/18 19:03追記 ステルスマーケティングするつもりは全くありませんで、むしろ現状の「いつかはゆかし」の問題点と、それでもアリだと思う理由(アブラハムPB社の問題とは別に、海外の金融サービスを身近に買えるようになるという取り組み自体はアリだと思うということ)を考察するつもりでしたが、誤解を招く表現で大変申し訳ありませんでした。
※2013/4/18 21:14追記 続きをこちら↓に書きました。
「いつかはゆかし」に関する考察
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