特殊詐欺摘発へ話し合う
県警が緊急対策会議
息子や孫などを名乗って現金をだまし取るおれおれ詐欺や振り込め詐欺など特殊詐欺の被害が急増していることを受け、県警は16日、新潟市中央区で緊急対策会議を開いた。県内の主要駅などで注意を呼び掛けるなど被害拡大防止や摘発に向けた方針を話し合った。
会議は、同本部や県内30署から約70人が出席。冒頭を除き非公開で行われた。県警犯罪抑止総合対策室によると、県内では今年に入り、特殊詐欺事件の被害は約40件、被害額は1億2650万円。中でもおれおれ詐欺事件の被害額は3205万円で前年から急増した。