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富士山 世界遺産想定し入山料など検討
4月20日 8時33分

富士山 世界遺産想定し入山料など検討
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世界文化遺産登録を目指す富士山と周辺環境の保全を進めようと、山梨県や地元の関係者による協議会の初会合が開かれ、登録を想定して観光客の受け入れ態勢や、富士山の利用者に負担を求めるいわゆる「入山料」について検討していくことを確認しました。

19日、富士吉田市で開かれた初会合には、山梨県や地元の市町村、それに観光団体の担当者や地元住民の代表など、およそ60人が出席しました。
会合では、世界文化遺産登録された場合に外国からの観光客の増加も予想されるとして、トラブルが起きたときなどにもコミュニケーションが図れるよう、英語や中国語など4カ国語で記したカードを新たに作成するなどして、受け入れ態勢を整えることを確認しました。
また、環境保全などを目的に富士山の利用者に負担を求めるいわゆる「入山料」についても検討していくことになりました。
山梨県世界遺産推進課の市川満課長は「議論を深めていき、保存と管理を徹底していきたい」と話していました。
富士山の世界文化遺産登録を巡っては、ユネスコの諮問機関が来月上旬にも評価結果を勧告する見込みで、山梨県は勧告後に再び協議会を開き、今後の対応を検討することにしています。

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