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G20議長国のロシア 日本に理解示す4月20日 5時10分
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G20の議長国、ロシアのシルアノフ財務相は、会議終了後に会見し、急速な円安をもたらしている日銀の大規模な金融緩和について、長く続いているデフレの克服を目指すものだと理解を示しました。
ワシントンで開かれたG20、20か国の財務相・中央銀行総裁会議は、19日、共同声明を発表し、閉幕しました。
会議のあと会見した議長国ロシアのシルアノフ財務相は、会議では日銀が決定した大規模な金融緩和についても討議したことを明らかにし、「今回の金融緩和は、15年にわたるデフレと、低い経済成長から数年間で脱却しようというもので、これはわれわれにとっても経済成長をもたらす」と述べ、理解を示しました。
一方で、シルアノフ財務相は、アメリカをはじめ先進各国の金融緩和による大量の資金が資源価格の高騰などをもたらす可能性について触れ、金融緩和が長引くことにより経済に意図せざる副作用を及ぼすことがないよう警戒する必要があるという認識を示しました。
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