メコに配慮して

メコに配慮して僕は小阪の悪口は極力メコには言わないように心がけた。
小阪を好きな人間に悪口は念仏だとも思っていたし、聞かされても気分はよくないだろうから。 メコは口が軽い女でなんでも口をすべらせた。それは僕のことをゴジラ管理人に話してしまうことからしても呆れる人間性に思えた。 小阪への思いをメコは僕に遠慮したりせずに話してきた。 いいようにあしらって僕は接していた。 いつか小阪を見切ってくれることはないだろうかなんて少しは考えていたけど、やんわりメコに聞いたらそれは無理だと、好きでどうしようもないのだと言っていた。 バカじゃねえの?とマジに思ったことは、メコがメールしてきて、小阪さんってかっこいいでしょ? と僕に聞いてきたこと。 僕はどう返信したらいいかその時はさすがに迷った。 何考えたら僕にそんなことを質問できるのか神経を疑ったよ。 |
トラックバック
トラックバック先の記事
- トラックバック先の記事がありません。