小澤博樹先生よりのメッセージ

<小澤先生の取り組みのキーワード>
・玄米菜食=マクロビオティック・ダイエット(桜沢如一)
・EM-X 、バランスα 、714-Xによる補助療法
・陰陽論
・生体血液細胞分析検査(Live Blood Test)
・波動測定検査;生体微弱磁気共鳴装置(Quantum Resonance Spectrometer)

『医者ができること、してはいけないこと』より

・風邪をひくと、くしゃみをして鼻水を出し、咳をして痰を出し、発熱して汗を出し、腹痛を起こして下痢や嘔吐をする。これらはすべて“排毒現象”なのである。これらの症状を止めず、どんどん排毒させ、それ以上毒物を摂取しなければ、風邪はすぐにおさまる。のみならず、体内の毒を出すことができたのだから、風邪をひく前よりもむしろ体調はよくなる。

アトピー性皮膚炎は、「これ以上毒を体内に入れないでくれ!」という、身体からの拒否信号である。だから、食生活を改善することでしか治せない。症状は無理やり抑えつけるのではなく、ある程度出るがままにしておいたほうがいい。それによって毒素が抜けていくからだ。

本来、真の医療とは、病気の根本原因である生活様式やものの考え方、あるいは歪んだ食生活を、自然の法則に則した正しい状態へと導いていくべきものである。

・よく噛むことが重要である。食物を唾液と混ぜ合わせることにより、食物中に含まれる発ガン物質や毒素を消すことが出来る。また、“パロチン”というホルモンの分泌を促進させる効果(若返りの作用!)もある。

『身土不二(しんどふじ)』とは、「その土地、気候風土のもとでできた食物によって人の身体はできあがっているがゆえに、その人もその土地、気候風土のもとで調和して生きていける」という意味である。合わない食品を食べつづければ、病気の原因となる。

・体質や病状が千差万別である以上、『万人に効く万能薬』など、そもそも存在しえない!向き不向きというものが必ずある。

真に有効な『本物』を見つけ出すことは難しい!

・患者さんとともに暮らしている家族は、患者さんと同様の食生活や生活様式をしている場合が多い。DNAも似ているはずである。その患者さんと同じ病気を発病する可能性は、きわめて高い!

他力本願的な考え方を崩さないまま、なんらかの代替医療にたどりついたとしても、依然として生活の改善がなされないため、なんの解決にもならない。

・現代医学的療法は、子育てにおいて子供が欲しがるものをすべて与えていくことと似ている。親(病院)は、それが子ども(患者)に対する愛情だと誤解している。しかしそれは、子どものエゴを満足させているだけで、結局は将来その子を不幸にしてしまうのではないだろうか?

病気は医者が治すのではなく、患者さん自らが治すものである!また患者さんにしか治せない!!

・人体の陰陽のバランスがとれて中庸の状態にあれば、健康を維持することができる。しかし、陽性過多や陰性過多となったとき、人は病気になるのである。

『日経ヘルス7月号』から、食事療法を中心とする代替医療に取り組まれている、小澤博樹(こざわひろき)先生の考え方をご紹介します。
・医薬品は病気の症状を抑える効果は高いが、病気そのものを治せない。
・医薬品は化学物質であり、身体を酸化させ、必ず副作用をともなう。
・ガンの手術で病巣を取り除くことで危機的状況をしのぐことはできるが、ガンそのものは治るわけではない。目に見えるガンはほんの“氷山の一角”なのである。
・病気は身体全体の免疫力のレベルが低下している状態である。免疫力が下がった状態が続く以上、病気は再発を繰り返し、ガンはとってもとっても転移してしまう。
・良くかんで食べると、“パロチン”という若返りのホルモン分泌を促進させる効果も期待できる!

小澤流抗酸化療法の考え方
「がん体質革命」小澤博樹著 1997.11.3 講談社刊 より
*小澤さんの療法は「玄米菜食」を中心に据え「EM-X」を併用する抗酸化療法です。東洋医学の陰陽論に基づく食養の食餌療法です。
【排毒の考え方】
・病気は排毒作用である。毒とは本人の生活習慣、特に美食・飽食の食生活により取り込んだものだ。
・治療は、速やかに排毒し、体内に毒を入れないことが基本。
・そのためには東洋医学の「陰陽」論にもとづく「食養」の「玄米菜食」しかない。
・その上で、EM-Xを使う。非常に効果があるが、これのみに頼ってはならない。
・EM-Xは対症療法であり万能薬ではない。万能薬はあってはならない。
・病気は誤った食生活や生活習慣が起こす。
・病気は本人の責任で、他に責任を転嫁してはならない。
・本人の生活改善とそれによる自然治癒力の回復しか病気は治せない。
・病気は生活改善せよとの警告である。
・西洋医学は対症療法であり、症状(排毒作用)を抑え、患部を切り取る。これは一時しのぎで、排毒が終わらなければ再発する。本当の治癒はできないばかりか、更に悪化させることが多い。
・現代栄養学に従った食生活は、大量の毒を体内に取り込み病気を促進する。
・砂糖は毒である。
・肉、魚、卵、牛乳、乳製品はもともと毒である。さらに大量の化学薬品を投与され、農薬をかぶった飼料で育つ。
・現代生活は、農薬・食品添加物など危険な化学物質を大量に摂取し、安全を危ぶまれる化学製品と有害な電磁波を出す電気製品に囲まれている。ガンにならないほうが不思議なくらいだ。これらを排除する必要がある。(医薬品もまた毒である)
・人類が砂糖と肉食に決別し、美食飽食から脱却すれば、病もなく人の性格もよくなり食糧も足り世の争いごとが消える。

【食養の考え方】
・人間の主食は穀物であり、肉ではない。歯の形、腸の長さから明らかである。特に東洋人は長い。人間は食物繊維を多く含む炭水化物のみで体を養うことができる。それ以外のものは健康を損なう。(穀物菜食)
・生きているものを食べるべきだ。食物は死んだとたんに酸化を始める。酸化は病と老化の元であり毒。種は食べるまで生きている(玄米穀物)。
・食材の一部でなく全体を食べるべきだ。白米より玄米、野菜は皮も茎も。(全体食)
・全ての動物は棲息地で採れるもので育つ。土地の産物を食べるべきだ。土地、気候風土と調和してこそ健康に生きていける。(身土不二)
・白米は死んでいる。肉は死んでいる。無精卵も死んでいる。肉は腸管内で腐敗し有害物質を生む。心筋梗塞や脳梗塞になりやすい。(白米、肉、卵の否定)
・歯が生えてまで、また他の種族のミルクを飲む動物はいない。特に東洋人の多くは乳糖不耐性である。牛乳を飲めば飲むほど骨が弱くなる。乳製品の乳酸菌も腸内乳酸菌と別種で人の腸内では増殖しない。心臓病や脳梗塞にもつながる。ホルモン分泌臓器に悪影響する。(牛乳、乳製品の否定)
・砂糖は毒性がある。血糖値を急上昇し、血液を酸性にしを、水虫や真菌性膣炎などカビが原因の病気を起こし、ビタミンBを欠乏させ脚気を起こす。ミネラルを消費し骨や歯をもろくする。中性脂肪を作り高血圧、糖尿病、心臓病の原因を作る。体を酸化し病原菌の活動しやすい状況を作る。(甘い食べ物の否定)

*現代医学療法では治らない
・現代医学療法は人体の局所、一つの臓器・機能の障害のみを改善しようとする治療法。
・現代医学療法(手術・抗ガン剤・放射線)では、ますます酸化を起こしガンが広がる。
・現代医学的手法を用いた診断治療の積み重ねが、症状をますます悪化させる。
・抗ガン剤は強い酸化作用でガン細胞を溶かす。正常な細胞まで酸化して溶かしてしまう。正常な細胞を傷つけ新たなガンを作り出す。
・糖尿病は現代栄養学では治らない。食餌の内容と量が重要。現代栄養学は内容を無視するから治らず、薬に一生依存し、薬が体を酸化させますます悪くなる。
・転移の検査がガンを進行させる。患者は大量の放射線や電磁波を被爆する。小さな移転病巣は捉えようがない。
・西洋医学は人間の体を機械と同一視し、故障・修理・交換の発想が手術療法。
・病巣の臓器を摘出しても体内の毒素は蓄積されたまま。治ったわけではない。
・臓器を摘出しては人間としての機能を維持できない。
・早期ガンを手術した場合、必ずと言っていいほど、10〜20年後に再発する。
・手術をしてもしなくても生存率は変わらない。痛い目にあっただけ損。

*抗酸化療法が良い
・酸化の元凶は過剰な活性酸素。
・毒物とは酸化物質であり、これによる人体の酸化こそが発ガンの張本人。
・抗酸化療法は体全体の障害を改善するもの。
・現代医学療法を受けず最初から抗酸化療法に踏み切ったほうがよい。
・体の酸化を促進する食物を摂取せず、体の酸化を防ぐ抗酸化力のある食物を取る。
・病気を臓器のみの疾患、障害と捉えてもガンは治癒しない。根本的な原因は自分の生き方、その生活。現代的な食生活や生活様式を返上することがガン治療の第一歩。
・人体に元々備わっている排毒機能や免疫機能が正常なら、症状を止めず自然に排毒させ、それ以上毒物を摂取しなければ、大病を患うことはない。

*食養が良い
・玄米菜食による食養は最低限必要で、これ以上に有効な方法はない。
・玄米、野菜、海藻などを食べることで、体内に蓄積した毒素や酸化物を吸着し、大便とともに体外に排泄する。また、EM-Xは毒素や酸化物を消去、排泄する機能がある。
・毒素は赤血球により人体の一部に集められガンを形成する。ガンは汚れた赤血球自体で作られる。毒素を摂取し続けると出血や壊死を起こし転移の形式で体外へ排泄しようとする。
・抗酸化療法ではガンも風邪もやり方は同じ。転移していようといまいと大したことはない。汚れた人体の浄化作用、排毒現象だ。毒素・酸化物を体内の一カ所に集積し、体外へ排泄しようとしている。
・末期ガン、特に放射線や抗ガン剤を大量投与された患者、食生活の改善を怠る患者の予後は、あまり芳しくない。病気の根治はあくまで「食養」にある。
・東洋医学の根本理念の「陰陽」論。陰陽のバランスが保たれていれば健康。食べ物に陰陽があり、体質に陰陽があり、病気にも陰陽がある。

*EM-Xに頼るな
・当医院でEM-Xを希望する患者は年間100人。
・EM-Xさえ飲めば治ると誤解しないこと。EM-Xは特効薬ではなく対症療法に過ぎない補助的手段。当医院ではEM-Xのみの治療は行わない。
・生き方や食生活の改善の努力が病気癒しの基本。現代医療・漢方薬・EM-Xに依存するだけではだめ。
・何より玄米菜食の「食養」で、EM-Xの投与で相乗効果を高める。
・万病を癒す魔法の薬など存在しないし、存在すべきでもない。EM-Xは限界があるからこそ治療に適切。
・もしこの世に万能薬があり、美食飽食三昧のまま病気が治るなら、地球の資源は枯渇し、醜い争奪戦を繰り広げることになる。
・病気は生き方を反省する機会だ。病人は被害者ではなく、間違った生き方や食習慣で自分の体にダメージを与え続けてきた加害者なのだ。

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