G20:日本の金融緩和を容認ー競争的通貨切り下げ回避を再確認
4月19日(ブルームバーグ):世界各国の財務相らは、日本の新たな金融緩和策は通貨戦争回避に向けた合意に反しないとして、景気浮揚に向けたリフレ政策を容認する姿勢を示した。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は19日、ワシントンで声明を発表し、日本の緩和措置は「デフレ 阻止と内需下支えを意図したものだ」と指摘した。今回のG20は、2年後のインフレ目標2%達成を目指し日本銀行が新たな緩和策を発表して以降で初となる。また今回の声明では、通貨の「競争的な切り下げ」および、「為替レートの不均衡の長期化」を回避する姿勢をあらためて確認した。
声明の内容は、日本が国内向けの対策を続け、円安を通じ貿易相手国の犠牲を強いる形で景気浮揚を図らない限り、各国が円の下落を容認することを示唆している。
声明でG20は「金融政策は各国中央銀行それぞれの責務に従い、国内の価格安定および景気回復の支援継続を目的とするべきだ」とした上で、「金融緩和の長期化に伴う意図せぬ副作用に留意する」と記した。
また為替レートに関する声明では中国人民元については触れなかった一方、各国は「市場が決定する為替相場システムにより急速に移行するよう」取り組むことをあらためて表明した。
原題:G-20 Backs Japan Stimulus With Vow Against CurrencyDevaluations(抜粋)
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更新日時: 2013/04/20 04:34 JST