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ラーメンの「天下一品」下水道の料金不正4月19日 18時9分
ラーメンチェーン店の「天下一品」を運営している大津市の会社が、4年間にわたって、下水道料金1億5000万円余りの支払いを不正に免れていたとして、市が3倍の料金を請求したことが分かりました。
下水道料金の支払いを不正に免れていたのは、大津市に本社があり、ラーメン店「天下一品」の全国のフランチャイズ店舗を管理している「天一食品商事」です。
大津市によりますと、この会社は、ラーメンのスープ用の水を確保するため、大津市の工場内に新たに井戸を設置しましたが、市に報告しないまま、平成21年から排水を下水道に流していました。
大津市は、現在の下水の量などから、ことし1月までの4年間に、合わせて1億5770万円の下水道料金の支払いを不正に免れていたとして、天一食品商事に対し、過料処分として3倍に当たる4億7300万円を請求しました。
天一食品商事の木村勉社長は、「多大なご迷惑をおかけし、深くおわびします。2つ目の井戸の分が抜け落ちるなど、的確な管理ができていなかったことが原因で、請求額を速やかに支払うとともに、再発防止に取り組んでいきます」とコメントしています。
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