生体腎移植手術で提供の母親死亡

2013年4月18日 11時22分
(46時間47分前に更新)

 浦添市の八重瀬会同仁病院は18日、生体腎移植で提供者(ドナー)の女性が手術の際に大量出血し、死亡したと明らかにした。生体腎移植は年間1千件程度実施されているが、提供者死亡は極めて異例。

 八重瀬会同仁病院によると、手術は13日に実施。女性は息子に腎臓を提供するため、腎臓を取り出す内視鏡手術を受けた際、大量に出血し、死亡した。

 病院は院内に事故調査委員会を設置したが、女性の死因や大量出血の原因は不明としている。病院は県警に届け、日本移植学会に報告した。

 生体間の臓器移植では、2002年に京都大病院で実施した生体肝移植で、提供者の女性が03年に死亡した例がある。(共同通信)

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