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胆管がん問題、宮城の印刷会社2人も労災認定へ
全国の印刷会社の従業員らが胆管がんを相次いで発症している問題で、厚生労働省は宮城県の印刷会社で印刷機の洗浄作業にあたっていた30歳代と40歳代の男性2人について労災を認める方針を固めた。
5月下旬にも開催する同省の専門家検討会で了承を受けて正式決定する。この問題を巡っては、大阪市の印刷会社「SANYO―CYP」の元従業員ら16人の労災が認められており、男性2人の労災が認められれば、2社目となる。
同省は、洗浄液の納入伝票などから、宮城県の印刷会社の事業所では胆管がんの原因物質の化学物質「1、2―ジクロロプロパン」が含まれる洗浄液を相当量、使っていたと認定。2人が作業していた当時の事業所の図面などを基に2人が吸い込んだ量を推計し、洗浄作業と胆管がんの発症には因果関係があると判断した。
(2013年4月19日 読売新聞)
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