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日中韓FTA交渉が終了 作業部会を設置へ
日本と中国、韓国の3か国によるFTA(=自由貿易協定)の締結に向けた第1回交渉が28日に終了し、今後、貿易や投資など10の分野で専門的な作業部会を置き、話し合っていくことになった。
第1回交渉は、韓国・ソウルで3日間行われた。日本代表団によると、日中韓3か国は、包括的に高いレベルのFTAを目指すことや、各国が重要とする分野に十分配慮することなど、基本方針を確認した。その上で、貿易、投資、サービスの3分野で作業部会を設置、第2回交渉以降、さらに7つの作業部会を置いて専門的な協議を進めることに合意した。
一方、日本側は知的財産権と電子商取引についても作業部会の設置を求めたが、合意には至らなかった。
外務省・正木参事官「もちろん、分野によっては立場が当然のことながら異なるものもございますが、今後の交渉の進展に大いに希望が持てる内容だったと思う」
第2回交渉は、7月に中国で行われる予定。
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