憲法と、
岐路に立つ憲法。その60年余を見つめ直します
【社会】小2担任 児童に暴言 勤務外される東京都調布市の市立小学校で昨年、二年生の学級担任だった五十代の女性教諭が児童に対し、中傷やいじめを誘発する言動を繰り返し、勤務を外されていたことが分かった。 市教委は昨年十〜十一月の計五日間の言動を把握。特定の複数の児童に「うそつき」「泥棒」「家庭のしつけが悪い」などの暴言のほか、「みんなも迷惑だよね。謝って」などと他児童を巻き込んで謝罪を要求する発言を繰り返したという。 昨年十一月中旬、保護者の一人が、問題発言をボイスレコーダーで録音した音声データを市教委へ持ち込むなどして発覚。教諭が原因で登校を嫌がったり、精神的な症状が出た児童もいるという。 市教委は同下旬、教諭を学校現場から外して研修を実施。今年一月、都教委に「教諭に子どもの人権にかかわる不適切な指導があった」と報告した。 都教委は三月末、懲戒処分には当たらないと判断。市教委は新学期から教諭を学校勤務に戻したが、保護者らが反発したため、再び学校勤務を外した。 村木尚生市教委指導室長は「許されない言動で、児童と保護者に大変ご迷惑をかけた。指導を徹底したい」と話した。 市教委は十八日夕、学校で全学年保護者会を開いて経緯や今後の対応を説明する。市教委は教諭の研修を一年間、継続する方針という。 PR情報
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