日本原子力研究開発機構は19日、廃炉作業中の新型転換炉原型炉ふげん(福井県敦賀市)で、廃液タンクから放射性物質のコバルト60を含む廃液が漏えいするトラブルが18日にあったと発表した。機構によると、環境への影響や作業員の被ばくはないとしている。
機構によると18日午前10時20分ごろ、原子炉補助建屋地下1階にある濃縮廃液貯蔵タンクを定期巡視していた職員が、タンクにつながる配管や床の一部に茶色の付着物が付いているのを発見。付着物を分析すると、1グラム当たり4.4ベクレルのコバルト60が含まれていた。国に報告する基準の数十万分の1の濃度という。
配管の接合部の部品が劣化して廃液が漏出し、付着したまま乾燥したとみられる。既に漏出は止まっており、機構は原因を調査した上で部品交換などを検討する。
ふげんは2003年に運転を終了した。〔共同〕
日本原子力研究開発機構、ふげん
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