洗脳騒動のキーマンの「激白」は止まらない! 元オセロ中島知子(41)と現在も密接な関係にある脳機能学者・苫米地英人氏(53)は「中島さんは健全」と主張した。さらに同氏は一連の騒動の裏舞台、加えてテレビの報道合戦が生み出した“冤罪”にまで言及。独占インタビューの後編では、今回の騒動の知られざる全貌を詳報するとともに、学者の視点からの斬新な切り口で騒動に終止符を打つ。
――洗脳騒動の責任は
苫米地:まず大前提として、これを読んでる東スポ読者はメディア洗脳を解かないといけない。中島さんは全く普通だし、あの女性占い師には洗脳能力などない。ごく普通の女性。2人の当事者と会ったこともないコメンテーターや素人がテレビで「洗脳」と騒ぎ、勝手にそのレッテルを貼り、既成事実をつくってしまう。本人不在のまま、1年半もニュースで流されると事実になってしまうんだ。
――周囲の認識が間違っているのか
苫米地:人の心を扱う話って素人が偉そうに言えるんだよ。分かる? これが医学の難しい話だったら、ジャーナリストが偉そうに言わないでしょ。でも、心の問題は複雑な知識が必要なんだ。コーチングはちゃんとシステムがあってイギリスやアメリカでは大学で学ぶような内容。洗脳の専門家は日本で今、俺しかいない。認知科学を博士課程までやり、実際に公安の依頼で(オウム事件の際に)脱洗脳をしてアメリカの有名な専門家に話を聞きに行っているんだから。ジャーナリストは何を言っても博士号を持ってないからね。
――その一方で苫米地批判をする声は多い
苫米地:洗脳やマインドコントロールのネタを商売にしているジャーナリストは悪口を言ってきた。だって俺は洗脳じゃないってハッキリ言うからね。そうすると彼らの商売が成り立たなくなる。オウム事件のころから左翼的ジャーナリストは何かあればすぐ俺の悪口を言ってきた。資本主義者や公安警察やロックフェラーやユダヤ人が嫌いな人たちね。もともと彼らは共産主義者で俺みたいなのが政治的にも嫌いなんだよ。
――あなたを「うさんくさい」という人もいる
苫米地:中島さんが俺に頼んだのが失敗だったとか、中島さんは俺にマインドコントロールされてる、とか言うやつもいる。テレビ局を訴えようと思えば、全部訴えられるよ。法廷で精神鑑定医が証人になれば明らかに彼女(占い師)が洗脳していた痕跡はないし能力もない。
――守秘義務がある中でここまで話す理由は
苫米地:俺は(中島さん、占い師との)会話内容は明かさない。でも今回の騒動に対する自分の評価を話すことは俺の「社会的仕事」だからね。
――結局は中島も被害者なのか
苫米地:一つは松竹(事務所)がテレビを真に受けたことが原因だ。僕は何度も事務所に「彼女は洗脳されてないから、いつテレビに出しても大丈夫」と言ってきたけど「もう少し様子を見ましょう」と。結果的に彼女は1年半も仕事がもらえなかった。事務所としては怖くて彼女をテレビに出すわけにはいかなかった。事実としては彼女が事務所と直談判を始め、しびれを切らせてテレビ(ワイド!スクランブル)に出てしまったんだ。
――今後、中島にとって何がベストか
苫米地:彼女がやりたいことを職業にするってこと。彼女は自分の判断で松竹と組むのを止めた。どういう仕事をするかを自分なりに彼女が冷静に考えればいい。それには時間も環境も必要だが、俺の会社に中島さんが出入りしているのを知って、常に会社の前に雑誌記者が張っている状態。それは彼女にとっても迷惑だから、本当にやめてほしいんだ。これだけはお願いしたい。
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