労働ビッグバンは時間をかけてでも実現すべきだ - ワークスタイル - nikkei BPnet
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経済財政諮問会議での議論をふまえて、6月中旬、政府が「骨太の方針2007」原案を発表した。その原案に「労働ビッグバン」の言葉はなかった。だが、八代氏は「まだ消えていない。時間がかかっても実現すべきだ」と力説する。
正規・非正規社員の賃金格差の是正に「同一労働・同一賃金」の原則が必要「若年層の雇用抑制は、年功賃金の正規社員が手厚い規制に守られているせいだ。不公平な格差是正という観点から、正規社員の『年功特権』の見直しが必要。終身雇用と年功賃金の恩恵を受ける一方で、長時間労働を強いられる正規社員と、労働時間は短時間だが不安定雇用な非正規社員の待遇は、両方とも極端。正規社員の『年功』部分を是正することで、賃金は正規社員と非正規社員との中間に合わせるべきだ」