レスリングの2020年五輪実施競技存続を求める署名が日本国内で目標の10万人を超えたことが17日、本紙の取材で明らかになった。20年五輪で除外の危機を迎えたことから「レスリングを五輪競技に復帰させる会」が2月末から署名活動を開始。レスラー総出で活動を展開した結果、最終的には国内で20万人に達する勢いだという。
「復帰させる会」によると、16日時点で10万5000人を突破。このほかに、同会に届けられていないものもあり、各方面にも数万人単位の署名が集まっているもようだ。
署名活動は4月末を期限に設定しているが、日本国内だけでも20万人に届く勢いだ。
この背景にはレスラーたちの奮闘がある。ロンドン五輪金メダリストの米満達弘(26=自衛隊)、吉田沙保里(30=ALSOK)、伊調馨(28=同)、小原日登美(32=自衛隊)をはじめ、浜口京子(35=ジャパンビバレッジ)、父のアニマル浜口氏(65)らレスリング関係者が総出で署名活動を展開(=写真)。寒空のなかで声を張り上げた日もあり、伊調は風邪をひきながらも「子供たちの夢をつなぐためにも頑張りたい」と積極的に活動を行った。地道な署名活動が、予想を上回る早さで全国に支持を広げた格好だ。
一方、世界各国でも署名活動が続けられている。米国など10万人以上集まっている国があり、世界中の署名を合わせれば100万人を超える可能性がある。署名は、存続する競技の絞り込みが行われる5月29日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会(ロシア)までに、IOCに届ける予定だ。
署名の効果は未知数とはいえ、国際レスリング連盟もルール改正やロビー活動を展開中。署名により世界中の“民意”を伝えることは大きな追い風になる。
「世界の国々と一緒に、IOCに私たちの声を届けたい」(同会・樋口郁夫代表)。100万人の声をIOCはどう判断するのか。
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