【大竹文雄】日本社会はなぜ「解雇規制緩和論」を受け入れようとしないのか - ダイヤモンド・オンライン
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規制が強い閉鎖的経済は、市場の内側にいる既得権者と外にいる弱者を隔て、格差を広げる。日本がその典型であり、有効な改革は非正規雇用の規制ではなく、正社員の既得権を剥ぐことだと大竹教授は語る。
非正規雇用を雇用の調整弁と位置づけ、その増加をデフレ下の労務費削減ツールとすることで、正社員の既得権――整理解雇規制と賃金――を守っていくという戦略に、経団連と連合の利害が一致したのです。