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　朝食に欠かせないヨーグルトも、３年連続で市場が拡大。１２年度は３２０５億円で、前年比１１５％と伸張した。好調な要因は機能性への期待。花粉症やインフルエンザ対策として注目を浴びたが、グリコ乳業の調査では①整腸作用②免疫力アップ③骨の維持強化と、整腸効果を期待する人が最も多い。

　生きて腸まで届くビフィズス菌“ＢｉｆｉＸ（ビフィックス）”を使用した「朝食プロバイオティックスヨーグルト　ＢｉｆｉＸ」シリーズを２月にリニューアルしたグリコ乳業では、新たにイチジク味を加えた１１品種を展開。「よりすっきりした、毎日食べ続けても飽きにくい味に改良しており、朝食時以外に昼やオヤツ、夕食後など、さまざまなシーンで食されています」（グリコ乳業）

　一方、海外から有名店が続々と上陸し、朝食の定番ながら一日中行列が絶えないのがパンケーキ。関西で５店舗を展開し、３月に東京進出を果たしたパンケーキ専門店「Ｂｕｔｔｅｒ（バター）」では、夕食にもなることを意識してメニュー開発を行っている。同店を手掛けるスイーツデザインラボは「深夜１２時まで営業している店舗もあり、飲んだ後の締めに食す方々も多いです」と言い、アルコールと合う食事系パンケーキを充実させた。

　北海道産の高級発酵バターを使用した焼き立てパンケーキを目当てに、週末には行列ができる。９割が女性客というから、今後は食事系パンケーキとアルコールで男性に訴求すれば、さらに人気が拡大しそうだ。

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