全日本プロレスで猛威を振るうバーニング・潮﨑豪(31)が17日、「チャンピオン・カーニバル(CC)」(18日、東京・後楽園ホールで開幕)を“査定シリーズ”にすることを決めた。ボスの秋山準(43)と保持する世界タッグ王座への次期挑戦者は未定。CC開催中にタッグ戦線の沈下を危惧する王者は、春の祭典を品定めに利用する――。
バーニングを勢いづかせた全日勢の代償がモロに表面化した。
潮﨑は「個人戦も大事だけど、早く世界タッグの防衛戦をやりたい。まだ一度もやってないんでね。誰が挑戦者にふさわしいのか、見極めようと思う」と、かなりの“上から目線”で見下した。
潮﨑&秋山は3・17両国大会で世界タッグ王座を奪取。バーニングでは金丸義信が世界ジュニアを戴冠、ジュニアハイパータッグリーグ戦を鈴木鼓太郎、青木篤志組が制覇。5人全員がタイトルホルダーとなった今、全日軍が軽視されても当然だ。
ただ、当の全日勢からは潮﨑と秋山の祭典制覇阻止を訴える声ばかり上がるが、世界タッグ奪還を名乗り出たチームはない。潮﨑としては拍子抜けするばかりで、おとなしい全日勢にハッパをかける意味でも神経を逆なでする作戦に出る。
「実際、チームとしてあるのは諏訪魔&ジョー・ドーリングとSMOP(曙&浜亮太)ぐらい。諏訪魔が俺に勝ったら世界タッグ、挑戦させてやるよ」。同ブロックの3冠ヘビー級王者・諏訪魔とは開幕戦、浜とは27日の大阪大会で激突する。どちらも自分を倒すことができれば、無条件でV1戦の挑戦者として指名するという。
ひとまず、潮﨑は祭典制覇と諏訪魔との初シングルに集中。しかも同じ2004年デビューで、チョップの使い手とあってライバル心も強い。
潮﨑は「ダブルチョップから逃げる必要もない。自ら胸を出すよ。ノーガードで。俺は右腕一本。向こうは両腕を使って2本。なぎ倒す力はあるけど、小橋さんや天龍さんのように芯まで響くチョップに比べたらね…」と諏訪魔をチクリ。伝統リーグの開幕戦は王道タッグ戦線の今後を占う大一番となる。
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