崖のふちプロレス５・４横浜ラジアントホール大会で性悪王・鈴木みのる（４４）と一騎打ちする松本都（２８）が、キャバクラ修業を公開した。

　まさに「崖のふち」に追い込まれた女の覚悟は本物だった。みのるから要求された法外なギャラに困り果てた松本が、キャバクラで稼ぐと発言。重大な岐路に立たされた彼女の姿を、嬌声が飛び交う都内有数の繁華街で発見した。

　髪はキャバ嬢の定番ともいえるスジ巻きサイドアップ。あでやかなピンクのドレスが男心をくすぐっている。完全に夜のチョウと化した松本は１セット１万円の高級キャバクラに１週間前から勤務。元女優だけに客の気を引く演技はお手のもので、キャバ嬢が３０人以上もいる店で早くも注目を集めている。この日も４０代のサラリーマンに「私、年上じゃないとダメなの」と寄り添い、ドンペリのボトルを２本も入れさせ、オーナーは「時給をドンと上げよう」と目を細めた。

　だが、店を一歩出ると「もう精神的にボロボロです…」とシクシク。松本は生粋の清純派で、キャバ嬢への“転身”は苦痛以外の何ものでもない。「プロレスのためとはいえ、さすがに毎日泣いてます。こんな目に遭わせた鈴木みのるが憎い…。５月３日までお店で働きますが、４日はボコボコにしてやります」と一瞬、感情をむき出しにした松本。だが、すぐに夜の女の顔に戻り「指名、お待ちしてます」と営業トークで締めた。