打率１割台の不振にあえぐオリックス・Ｔー岡田外野手（２５）が１８日の西武戦で復調の兆しを見せた。初回の１打席目に左翼線へ先制二塁打、４回の２打席目も左中間二塁打。いずれもきれいな流し打ちだった。

　だが、そんな３打数２安打１打点の活躍でも首脳陣の信頼を取り戻すまでにはいかなかったようで、８回に西武の左腕・ウィリアムスが出てきたところで、右の代打・宮崎を送られた。

　２打席連続二塁打を「きっかけにしたい」と話したＴだが、チーム内には「糸井、李大浩と好調な中で打ててなかったのはＴだけ。本人はいろいろ考えてやっているだろうけど、このままならスタメンも危ない」との声も出ている。打ちまくって見返したいところだ。