久間章生氏が政界引退 初代の防衛相久間章生元防衛相 自民党の久間章生元防衛相(72)は18日、政界引退の意向を明らかにした。共同通信の取材に、今後は国政選挙に出馬しないと明言した。第1次安倍内閣での初代防衛相など要職を歴任。2009年の衆院選で落選後、復活の機会をうかがってきたが「これからは議員と違う立場で意見していきたい」と述べた。 久間氏は長崎県議を経て、1980年衆院選で初当選。2007年には初代防衛相に就いたが、米国の原爆投下を「しょうがない」と発言し、引責辞任した。 09年衆院選では、長崎2区で当時民主党の福田衣里子氏に敗れ、落選した。昨年12月の衆院選は自民党の公認を得られず不出馬。 【共同通信】
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