「GLORY 8 TOKYO 65㎏ SLAM」(5月3日、東京・有明コロシアム)で夢の日本人頂上決戦は実現するのか。世界の強豪8人が集結したトーナメントだが、3月の日本大会を制した野杁(のいり)正明とKrush67㎏級王者・久保優太は別ブロックに分かれた。ともに「決勝戦でやりたい」と声を揃える二人の闘志は、すでに沸点を超えている。
野杁は3・10ディファ有明大会で、初代RISEライト&スーパーライト級王者・裕樹を下して、5・3決戦への出場権を獲得した。
ただし、この時は納得できるファイトではなかった。「世界大会でぶっちぎって優勝するには、もっともっと練習が必要」と、さらなる猛特訓を重ねている。
日本代表として「次々と強豪を倒して、堂々と世界一になる」を目指す野杁だが、トーナメントの組み合わせが決定し、もう一つの目標が浮上した。
決勝戦での日本人頂上対決である。日本大会を欠場した久保と別ブロックとなった。つまり、ともに1回戦、準決勝を勝ち上がれば、会場が熱狂の渦に巻き込まれる夢の大一番となる。日本の格闘技ブームに再度、火をつけるのに絶好の舞台が用意されたのだ。
「久保選手と盛り上げたい」と野杁が拳を握り締めれば、久保も「やりたい」と応じて、二人は視殺戦を展開した。
久保は日本大会には不参加だった。「世界大会で優勝することで次に進みたい」と意気込む。実は、70㎏級での世界制覇を狙っており、5・3決戦の先も見据えているのだ。
いわば、65㎏トーナメントはステップ。野杁は70㎏級乗り込みの踏み台となる。久保VS野杁の決勝戦が実現となれば、二人の思惑に日本のファンの思いが重なり、熱狂バトルとなることは間違いない。
ただ、いかんせん世界の強豪が集まっている。そうは簡単ではないが、だからこそ日本人二強による優勝戦への期待は高まるばかり。GSI社のマーカス・ルアー氏も「いい大会になりそう」とほくそえんでいる。
あの「機動戦士ガンダム」が遂にパチンコ台となって登場! 人気ライター・かおりっきぃが、話題のこの台を徹底解剖する。 勝利の栄光をつかみたい君は、必ずチェックしよう!! (C)創通・サンライズ
本紙でもおなじみの競馬評論家の清水成駿や本紙虎石、血統評論家水上学&〝生ける伝説〟安藤勝己元騎手が参戦!「東スポ@競馬 春のGⅠ大討論会 安藤勝己も登場with競馬ラボ」がニコニコ生放送された。春のGⅠ戦線を心から楽しみたい競馬ファンは絶対にチェック。