トップページ文化・エンタメニュース一覧東京・丸の内で「お遍路さん体験」
ニュース詳細

東京・丸の内で「お遍路さん体験」
4月19日 0時8分

東京・丸の内で「お遍路さん体験」
K10040249311_1304190750_1304190751.mp4

四国88か所の霊場の本尊を一堂に集め、およそ1300キロの道のりの「お遍路さん」を一気に体験できる催しが、18日から東京・丸の内で始まりました。

これは、弘法大師・空海が四国88か所を開いて、来年で1200年を迎えるのを前に行われた催しで、東京・丸の内に新しくできたJPタワーのホールに、それぞれの霊場の本尊88体が並べられました。
本尊前のカーペットの下には88か所の霊場から持ち込まれた砂が敷かれ、踏みながら拝むと、およそ1300キロの道のりのお遍路と同じ御利益があるとされています。
88体は各寺に伝わる本尊と別に8年前に新たに作られた本尊で、88体がそろって東京に置かれるのは初めてということです。
会場には朝から多くの参拝客が訪れ、都内の70代の女性は「家族の介護のため四国には行ってないので、すばらしい機会だと思って来ました」と話し、千葉県から来た60代の男性は「四国ではないですが、心を込めてお参りしました」と話していました。
四国八十八ヶ所霊場会の吉川俊宏会長は「四国までなかなか来られない方も、ここで御利益を得ていただきたい。そして、できれば現地まで足を運んでいただきたい」と話していました。
この催しは今月25日まで開かれています。

[関連ニュース]
k10014024931000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ