2013-04-19
2013-04-18
2013-04-17
+ | 詳細な説明 |
八坂(無数の坂)という名前の通り、山の神をしているが元々は風雨や農業の神であった。
圧倒的な力で全ての妖怪と人間を味方にする不思議な神様。
「守矢」とも呼ばれ、かつては土着神、洩矢諏訪子の王国を侵略した存在とされる。
この戦いには神奈子が勝利し、侵略には成功したのだが、人々は諏訪子の統べる祟り神「ミジャグジ」の力を恐れ続けた。 そのため、名目上神奈子の神社ながら諏訪子も裏から手を回して神の力の源「信仰」も分け与えられる様にしたわけである。 言うならば、営業の神奈子、実務の諏訪子といったシステムか(神奈子が宣伝した分はほぼ持っていかれているが)。 ちなみに神奈子のトレードマークである蛇を模したしめ縄はミシャグジの恐怖に対抗する為であるが、諏訪子に勝った事をさり気なくアピールする為でもある。 また蛙を生け贄とすることを神事に盛り込み、『この王国は蛙に代わって蛇が支配した』とアピールし続けていた。 このことが原因で諏訪子とは喧嘩することが多いが、実際のところ二人の仲は非常に良い。 東方風神録
そもそもこの異変は彼女たちが幻想郷にやってきたことが発端。
つまり、元々彼女は幻想郷の外の神であり、ごく最近まで外の世界に住んでいた新参者ということになる。 外の世界で人間の信仰を得ることが難しくなってきたため、妖怪たちの信仰を得ようと考えた神奈子は、 土着神の諏訪子、現人神の早苗らと共に、自らを祀る社「守矢神社」と湖ごと幻想郷の妖怪の山に移り住んだ。
いきなり勝手に引っ越しをしてきた上に、挨拶回りもしないまま神として活動し始めたため、
元々の山の住民であった天狗や河童には余り良い顔をされていなかったようだ。 また、やってきた麓の神社の巫女に喧嘩を売るなど、ざっくばらんな人柄のようでもある。 最終的には、妖怪の山の長たる天狗の王「天魔」と話し合い、妖怪達と和解した。 霊夢からも一応、神の一柱として扱われている模様(秋★枝先生の漫画版『東方儚月抄』)。
別に神様が信者を求める位で何が異変なんだと思うかもしれないが(実際異変扱いを受けていない事件だが)、
山の妖怪達が神を信仰することで、神力を授かり強くなり、 幻想郷の「人間と妖怪のバランス」が崩壊する可能性があったのだ。 加えて幻想郷を守護している要である「博麗神社」を営業停止させようとしたのは、 神奈子が幻想郷の理を良く知らなかった為の大きな誤算だったろう事は想像に難くない。 東方地霊殿
また、実は彼女、『東方地霊殿』における真の黒幕でもある。
二作に渡って幻想郷に騒動を起こしたのは今のところ彼女だけだろう。 幻想郷に核融合によるエネルギー革命を起こそうとひっそりと地下の火焔地獄跡にて地獄鴉、霊烏路空に八咫烏の力を与えた。 しかしその結果空は調子に乗り、一歩間違えれば幻想郷が核の炎に包まれる事態になった。 結局霊夢たちが空を倒すことで危険はなくなったものの、全てが無断で行われていたために紫が心労を抱える事態になった。 ただ、諏訪子曰く空が調子に乗ることは神奈子たちの想定内であり、空が出てきたところで彼女らがどうにかしたとのこと。 要するに、紫達は神奈子達の勝手な行動に振り回されただけとも言える。 東方星蓮船
直接のかかわりはない。
しかし、飛倉や聖輦船、地底に封じられていた妖怪たちが地上に現れたのは、地霊殿で発生した間欠泉によって吹き上げられたためである。 つまり大元をたどれば原因はまた守矢神社。まさに幻想郷のトラブルメーカー。 しかも聖白蓮は妖怪からの信仰が篤く、復活後には幻想郷に寺を建ててしまったので、神奈子とは信仰の取り合いになりそうである。 なお、非想天則ではそのことには特に触れていないが、守矢の面々があまり気にしていないのか製作側がネタバレを避けていたのかはわからない。
東方非想天則
緋想天は時系列的には風神録の後であるのだが、残念ながら参戦ならず。
しかし、追加ディスク「東方非想天則」にて登場決定! ただし、 早苗のストライカーとして 。 やはりと言うべきか、注連縄を背負ったまま飛び回っている。
プレイヤーキャラとしては出ていないこともあって、今回ストーリーへの関わりはほぼない(プロローグで早苗と会話している程度)。
ただし、早苗ストーリーでの騒動の源は相方の諏訪子の仕業である。 また、早苗と諏訪子の会話から早苗に対して多少なりとも過保護な面があることが判明。 子離れならぬ巫女離れできない神様というなかなか面白い事になった。アットホーム守矢一家。
ちなみに肝心の技性能は
など、早苗さんの立ち回りの軸を担う程優秀。
早苗さんじゃなくて神奈子様が強い
とまで言われる事も。
が、彼女のシンボルとも言えるオンバシラを降らせる『乾神招来 御柱』は中段攻撃だが、低ダメージ、狭い範囲、遅い発生、グレイズ可などのデメリットがあるため殆ど使われない。 ぬぁぜだぁ~!
なお、非想天則は緋想天のアペンドディスクではあるがストーリーの時系列的には星蓮船の後の話、つまり設定的には最新作である。
風神録で彼女たちが幻想郷にやってきてから作中では早くも2年が経過しているとのこと。 |
+ | 二次創作での扱い |
着脱自在のしめ縄(茅の輪)を背負った
さらに対戦時は、その上に御柱(オンバシラ)を4本背負うという重装備っぷりには畏怖すら覚える。 このお姿に魅了された者達からは、「ガンキャノン」、「キャノ子様」、「オンバシラー」などと呼ばれ崇拝されている。 中には「嗚呼素晴らしきガンキャノン」「いやガンダムDXだろうjk」 「シンボルカラーは違うがパラスアテネのシルエットが近い」「オンバシラのデザインからすれば一番近いのはグランドガンダムだ、弾幕射撃タイプだし」 「むしろスターゲイザーじゃね、しめ縄的な意味で」と、一部の崇拝者間で別次元の論争があるとかないとか。 検索すれば各々のモビルスーツの画像を探すのは難しくないので、興味を惹かれた方は検索をオススメしたい。
他にも髪型や、やけに近所のおばさんぽい(…何か風が出てきたな…)衣装から「みさえ」と呼ばれていたり(そのうちこいつやと組まされたり…してしまった)。
また、東方風神録を魔理沙B装備(通称レザマリ)でクリアーした場合、 エンディングで野原みさえがよくしんのすけに使っている『グリグリ攻撃』を魔理沙に行っているのもみさえと呼ばれている理由の1つである。 カリスマ性は高いはずだが、なぜか名前で呼ばれることが少ないお方。 いや本当にファンの人達はちゃんと名前で呼んでるよ?
戦闘力については幻想郷では珍しい大人なスタイル(要は巨乳)とされる事が二次創作では多い。
まあ紫や永琳同様、その振る舞いが年寄r……大人っぽく、原作イラストからしてとても少女には見えn (オンバシラ ついでに、装飾品の鏡のせいで服の胸の部分が開いているように見え(ry |
+ | キャラクタライズ |
余談だが、神奈子を含める守矢神社一同のキャラクター造詣は、
長野の諏訪大社関連がモチーフとなっている。諏訪大社ではミシャグジ様、 又は国津神の建御名方命(タケミナカタノミコト)等を祀っており(基本的には全て混同されている)、 失われた儀式やら御神体の はたまたとある実在の人物名やらと古き土着神話からの逸話で彩られている。 建御名方神(タケミナカタノカミ)の妻神である八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)が神奈子の直接の元ネタである。 神奈子が胸につけているのは「真澄の鏡」と呼ばれる諏訪大社の宝物。 しかし真澄の鏡よりその名にあやかった酒「真澄」の方が有名であったりする。
御柱祭は日本の祭りの中でも有名。気になる人は調べてみたり、神話好きの人やメガテニスト等に聞いてみよう。
聖地巡礼のつもりで見物してみるのも良いが、あくまで一般の祭事なのでその際は観光客としての節度ある行動を心がけよう。
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+ | キャベツ太郎氏作 八坂神奈子 |
特筆すべきはそのグラフィックで、アニメーションは
氏のほぼ完全自作オリジナルである
。
システムは萃夢想準拠だが、一部に緋想天要素を含む。 ストライカーに早苗と諏訪子を同伴している。早苗は霊夢のドットを流用。 オンバシラは無界の石柱を流用。桃白白よろしくオンバシラに乗って飛んでいく技も。 カラーによって4モードがあり、通常、カリスマ重視、オンバシラ重視の3モードは必殺技がそれぞれ違う。 そして、信仰MAXモードは全ての必殺技を使用できる。特に12Pはゲージ常時MAXモード。 スペルカードは全モード共通。 原作再現とオリジナルがあり、いずれも宣言を必要としないが体力回復効果もない。 初公開時は通常モードしかAIがなかったが、更新によって全モードAI搭載となった。 カラーによってはストーリーモードが起動する。
キャラ性能としては見た目通りと言うべきか、移動はもっさりしていて弾幕も比較的薄め、接近戦で無類の破壊力を見せるパワータイプ。
特に霊力いらずの御柱ッシュが完璧に決まると即死級のダメージを叩き出す。 ゆゆさま+みょんと言えばイメージしやすいかもしれない。
また、八卦の天繋がりなのかとあるパッチを当てるとメイオウな技が使える。
上記動画における一連の経緯で"愛と血尿の結晶"と言われることも。 でも今はもう作者も血尿治ってるそうなのであまり引っ張るのもやめておこう。 キャラが出る度に作者に触れるのは、度が過ぎると疎まれる。何事も程々に。
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+ | キャベツ太郎氏作 マスターグレード神奈子様 |
前述の神奈子のグラフィックや性能を変更した別バージョン。
本体のドットも新規 というこだわり様。より一層存在感が増したお姿になっている 性能面ではモード選択の廃止、技の変更・削除・追加、射撃の燃費が悪い、御柱が長く残るなどの差異がある。 特に 相手の飛び道具をシャットアウトし、また勢い良く御柱に激突したキャラはダメージを受けて吹き飛ぶため、グレイズ狩りの要素も兼ねる神奈子の生命線となっている。 しかし吹き飛ぶ対象は自分も例外ではなく、御柱の近くでヒップアタック等を発動すると技を出した本人が豪快に吹っ飛んでいく。
前神奈子と同様に技が豊富で、watchモードで存分に大暴れする神様を見ることができる。
超必殺技も優秀な性能と魅せ要素を持ったものが多い。 中でも「河童のエネルギー革命」は相手に八咫烏を当てると発動し、受けた相手が2ゲージ消費して無差別に大ダメージを与える"焔星「ニガヨモギ」"を発動する。 AIは殆ど使わない上、八咫烏が当たり辛いが 使用した神奈子も巻き込まれることが多いとても面白い技である 。何なんだアンタ。 また、 ニガヨモギが発動した際に CAUTION!! のエフェクトが流れるパッチも配布されている。
マスターグレードの名が示すとおり同作者による強化・アレンジ版となっていて、
優秀なAIも搭載されているため『通常の東方キャラと比べてやや強力』な程度の能力となっている。 切り返しに使える強力なスペカ、投げ(条件付きでガードキャンセルで使用可能)やガードポイント付き多段ヒットの御柱ドリルなど攻め手が豊富で、 ティッシュジャンプや弾幕の薄さを補いゲージ回収まで出来る御柱の対東方キャラへの尋常ならざる相性の良さが強キャラと言わしめる秘訣である。
なおキャベツ太郎氏がサークル活動を始めるに当たり、黄昏ドット改変のキャラは公開を停止した。
そのため、現在はDLできない。 (手書きのキャラ作成は続け、削除後も動画への使用やドットの改変等は変わらず自由とのこと)
現在はシロト氏のサイトで上述のパッチが当てられた状態で代理公開されている。
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+ | Ricepigeon氏作 Kanako_RP |
神奈子のドットはキャベツ太郎氏のマスターグレードのものを、諏訪子と早苗、一部の御柱は非想天則のドットを使用。
ただし、諏訪子と早苗はストライカーではなく、イントロと勝利ポーズのみの登場。 ボイスはエリザベート・ブラントルシュのものとなっている。 日本語が間違っているが、そこは海外製作者だからしょうがない。 ゲージ技はイントロでコスト内で選択する形式になっている。 デフォルトでAIを搭載しており、強さはマイルド。選択ゲージ技が完全にランダムになってしまうのが難点か。 しかして実はひどいぶっぱ脳であり、ゲジマユなどでゲージが豊富に溜まっているとゲージ技を大盤振る舞いする。 状況次第では上記の国内製作版よりも派手な光景になるかもしれない。 現在は公開停止。 |