かむろ菊
なにわ淀川のフィナーレでは欠かすことの出来ない定番中の定番。
すぐに火が消えず、地上すれすれまで長く垂れ下がるもので、和火花火の一種です。
元々は芸奴さんの髪型の『禿(かむろ)』から由来していますが、今では王冠に似ているので冠菊といいます。
金色のものを「錦冠」、銀色のものを「銀冠」といい、最も好まれる花火の一種でしょう。
水中スターマイン
水面の上できれいに半円にひろがるダイナミックなスターマインもなにわ淀川花火大会には欠かせないものです。
この花火玉は空に打ち上げる花火と同じ玉を、水面に浮かせてその場で開かせているだけなので星の半分は見えない川の底に消えてなくなります。
仕掛を行う上で、最も注意が必要なのは「水中からどのようにして浮かび上がらせるか」。玉の半分以上を水面から浮かせておかなければきれいな半円状に広がらず、ほうきのように飛び出すだけですので、花火師のもう一つの腕の見せ所でもありますね。(*花火についてもっと知りたい人は「日本の花火」へ)
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