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【スポーツ】国学院大・杉浦 5連続完投勝利2013年4月19日 8時16分
◇東都大学野球<第2週・第3日>国学院大が9−1で専大に快勝し、勝ち点1を挙げた。今秋ドラフト1位候補のエース右腕の杉浦稔大投手(4年・帯広大谷)が1失点完投で今季2勝目。昨秋から続く連続完投勝利を5に伸ばした。初スタメンの白井拓内野手(3年・尽誠学園)が先制二塁打を放ち、プロ注目の春田一馬内野手(4年・瓊浦)が4安打2打点と活躍した。専大は、先発の山田智弘投手(4年・県岐阜商)が踏ん張れなかった。 東都のミスター完投だ。国学院大の杉浦が、完封こそ逃したが、昨秋から、3完封を含む5連続完投勝利。「自分がマウンドを降りるということはチームが負けと思うので、完投できるのが一番いい。投げきる感覚も分かってきた」と胸を張った。 3安打完封した1回戦ほどの完璧さはなかったが、大事なところは締めた。「抑えないといけない場面だけ力を入れました」。6回2死から連打で一、二塁とされた場面もギアチェンジ。前日、満塁弾を放った渡辺和をこん身のストレートで遊ゴロに仕留めた。勝負が決していた8回に1点を失ったものの、大量援護にも助けられ、全く危なげなかった。 昨秋、グラブをはめた左手をより高く上げるようにフォームを修正した。体が前に流れるのを防ぐためだったが、悪いくせが治ったことで右肘が上がってきた。188センチの長身をより生かせるようになった。「下半身がしっかりすれば、速さもキレももっと良くなる」と広島の苑田聡彦スカウト部長。潜在能力はまだまだある。 中1日で、前日の大敗の嫌な流れを断ちきったエースらしい働きに、鳥山泰孝監督も「任せた試合は最後まで投げきってもらうつもり」と絶対の信頼。次は亜大戦。昨年は9回に失点して黒星をつけられた。「去年は最後に1本打たれました」と杉浦。雪辱も胸に、亜大の4連覇阻止に立ちはだかる。(小原栄二) PR情報
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