2013.4.18 21:12

虎・榎田2戦連続G倒!巨人に本拠地初黒星付けた(2/2ページ)

阪神・榎田と安藤=東京ドーム(撮影・鳥越瑞絵)

阪神・榎田と安藤=東京ドーム(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 ここまで2試合に登板し15回2/3を自責0(失点1)、防御率0・00。昨年9月の左ひじ遊離軟骨除去手術を苦しいリハビリを経て乗り越えた左腕が、2戦連続でG倒をやってのけた。

 一回を三者凡退に打ち取ると、三回までノーヒット。四回は四球と安打、死球で一死満塁のピンチを招いたが、ボウカーを3球三振。続く村田を三ゴロに打ち取った。七回は四球と失策で無死一、二塁とされたが鈴木、長野、寺内を抑えた。しかし、初完投初完封が見えてきた八回、二死二塁からボウカーに四球を与えると、村田に左翼フェンス直撃の適時打を浴びたところで降板。安藤にマウンドを譲った。

 打線は一回、西岡が四球で出塁すると、鳥谷が先制適時打。さらにここまで打率1割台の福留にも適時打が飛び出した。三回には二死から鳥谷が中前打で出塁すると、好調のマートンに1号2ランが飛び出し、巨人先発の沢村をKO。リードした日高も、六回に2号ソロで榎田を援護するなど、12安打8得点。昨夜のスコアをそのまま“お返し”する快勝で、巨人に東京ドーム今季初黒星をつけた。

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