2013年 4月 19日
鳥インフルで電話相談窓口設置
中国で鳥インフルエンザの患者が増えていることを受け、岡山県は19日から、中国から帰国し、発熱やせきなどの症状がある人を対象に健康相談を始めました。伊原木知事が19日朝の会見で、感染の有無を早期に把握するためとして、窓口の設置を発表しました。鳥インフルエンザは、人から人への感染は確認されていませんが、感染源がわかっておらず、中国では患者が増加し、発生地域も拡大しています。これを受け、県は、県内9カ所の、保健所と保健所の支所に健康相談窓口を設置し、19日から相談を受け付けています。対象は症状が出るまでの10日以内に中国に渡航、または居住していて38度以上の発熱とせきなどの症状があり、健康に不安がある人です。県は、中国の発生地域に渡航する場合、動物との不用意な接触を避けることや、帰国時に発熱などの症状がある場合は、検疫所に相談することを呼びかけています。岡山市と倉敷市も19日、市の保健所に相談窓口を設置しました。

高松市の死亡ひき逃げ事件で書類送検
今年1月、高松市の県道で発生した死亡ひき逃げ事件で高松市内の男女2人が19日、ひき逃げなどの疑いで高松地方検察庁に書類送検されました。書類送検されたのは高松市前田東町の代行運転手の男(25)と高松市香川町の自営業の女(41)です。警察によりますと代行運転手の男は1月17日の午後7時半頃、高松市香川町の県道で乗用車を運転中、近くに住む無職で当時80歳だった石原巖さんをはね、死亡させた疑いです。また自営業の女はその約4分後、乗用車で道路に倒れていた石原さんをはねた疑いがもたれています。事件発生後、女は現場で110番通報し、男も約20分後、現場に戻り警察の事情聴取に応じていたということで19日、高松地検に書類送検されたものです。取り調べに対し2人は容疑を認めているということです。

高松ファイブアローズ最終戦PRビラ配り
プロバスケットボール高松ファイブアローズの選手たちが高松市でビラを配り20、21日のホーム最終戦をPRしました。bjリーグ高松ファイブアローズは現在19勝31敗で西地区10チーム中9位ですが、2勝に終わった昨シーズンに比べると躍進しています。選手全員とスタッフたちが香川県庁前などに集まり「最終戦を観に来て下さい」と呼びかけながらビラを配りました。観客数は昨シーズンの平均800人に対し今シーズンは1000人を超え選手たちは最終戦に向け意気込みを見せていました。最終戦は20、21日高松市総合体育館で行われ京都ハンナリーズと対戦します。

倉敷で住宅3棟が全焼する火事
18日夜、倉敷市で住宅3棟を全焼する火事がありました。この火事によるけが人はいませんでした。きのう午後10時過ぎ倉敷市児島下の町の無職、松家吏郎さん(89)の家から火が出ているのを近所の人が見つけ119番通報しました。火は隣接する住宅に燃え移り木造の住宅3棟、あわせて約300平方bを全焼したほか1棟の壁などを焼き約1時間後に消し止められました。出火当時、松家さんは外出中でそのほかの住宅の3世帯10人は逃げ出して無事でした。現場は住宅が密集する地域で消火活動を見守る住民で一時騒然としました。警察は19日朝から実況見分して詳しい出火原因を調べています。