声援に応える阪神・榎田=東京ドーム(撮影・岡田亮二)【拡大】
(セ・リーグ、巨人1-8阪神、6回戦、阪神3勝2敗1分、18日、東京ドーム)阪神の榎田が前回登板に続き、巨人打線を封じて今季2勝目を挙げた。珍しく抜け球が目立って5四死球を与えた。それでも昨季まで救援を務めてきた左腕は「走者を背負ってから粘り強く投げられた」と辛抱強くスライダーやシュートを低めに集めて凡打の山を築いた。
プロ初完投、完封も見え始めた八回2死から村田に適時二塁打を浴びて降板したが、3試合に登板して計23回1/3で自責点1と安定感は随一だ。「あそこまで行けて良かった」と謙虚に喜ぶ左腕を、和田監督も「ドームで抑える手本みたいだった」と絶賛した。(共同)
鳥谷(先制三塁打など3安打)「先に点を取ると、うちのペースになる。少しずつ自分のスイングができてきている」
坂(今季初先発で四回に三塁で好守)「必死にやっている。(安打も)1本出てよかった」
日高(2号ソロ)「特別な巨人戦で、力の入れ方も違った」