中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

長淵が唄う未来 NHKドラマ「島の先生」主題歌

2013年4月19日 紙面から

ドラマ「島の先生」のために新曲「未来」を書き下ろした長渕剛

写真

 女優・仲間由紀恵(33)主演のNHK連続ドラマ「島の先生」(5月25日スタート、土曜午後9時)の主題歌に、長渕剛(56)が書き下ろした新曲「未来」(5月22日発売)が起用されることが決まった。2011年の紅白歌合戦で歌った「ひとつ」以来1年3カ月ぶりのシングルは、ハーモニカで始まる、どこか懐かしい音色に乗せて「希望に満ちあふれた未来をつかみ取ろう」というメッセージを込めた。長渕のドラマ主題歌は、テレビ朝日系「外科医・夏目三四郎」の「指切りげんまん」以来15年ぶり。

 ドラマは、鹿児島の離島にある学校を舞台に、心に傷を負った子どもたちが、ヒロインの教師・夏村千尋(仲間)とともに雄大な自然の中で、前を向いて歩き出そうとする物語。長渕自身も11年8月、福島第一原発爆発事故で避難生活を続ける福島県浪江町の子どもたちを自身の故郷・鹿児島に招待してサマーキャンプを行っている。

 NHKの屋敷陽太郎チーフプロデューサーは「一昨年の紅白歌合戦で、長渕さんが子どもたちの心の熱い教育に熱い思いを抱かれ、積極的に行動されていることを知り感激しました。そして、長渕さんといえば、舞台となる鹿児島のご出身。ぜひ少年時代を思い起こしながら、あったかい主題歌を作っていただきたいとお願いしました」と経緯を説明した。

 約3カ月かけて完成させた「未来」について、長渕は「どんなときにも絶望のふちには希望がある。そんな中から苦しみや悲しみが財産となって今を乗り越える力がわいてくる。幸せや希望は自分の手でつかんでほしいと子どもたちに伝えたい」と話す。

 長渕本人はドラマには出演していないが、「最初この話きたとき、俺が先生役かって思ってた。そしたら(NHKが)歌だって言うから『何だ歌かよー』って。先生役ならぴったりだったんだけどなぁ」と豪快に笑っていた。

◆ドラマにぴったりの曲 主演の仲間由紀恵

 「未来」を聞いた主演の仲間は「今、奄美大島の離島の大自然の中で撮影しています。『未来』を描いた歌詞とメロディーはゆったりと壮大なロケーションを背景にした温かいドラマにぴったりです」とコメントを寄せた。

 「未来」(歌詞)

 泣かないで 僕がいるから

 泣かないで 君のそばにいるから

 昨日までの 苦しみは

 君と僕の 宝物に しようよ

 傷ついて 失った過去から

 もう一度だけ 二人で立ち向かおう

 もう僕も君も あともどり

 できないのだから

 君が流した 涙の分だけ

 二人でしあわせを 掴みにいこう

 君の瞳の中に 僕がいるかい

 僕の瞳の中には いつも君が生きている

 …それが未来さ 未来さ 未来さ

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ