技術仕様
最低
システム条件
- Intel Core 2 Duo以上のプロセッサを搭載したMac
- 2GBのRAM(4GBのRAMを推奨)
- OpenCLに対応するグラフィックカードまたはIntel HD Graphics 3000以降
- 256MBのVRAM(512MBのVRAMを推奨)
- 解像度1,280×768ピクセル以上の
ディスプレイ - OS X v10.6.8、OS X v10.7.5、またはOS X v10.8.3以降
- 2.4GBのハードドライブ空き容量
アプリケーション
- 他社製PCIeデバイスとThunderbolt I/Oデバイスを使ったビデオとオーディオのブロードキャストモニタリング1
- 4GBを超えるRAMを活用するための
64ビットアーキテクチャ - GPUとCPUを使ったバックグラウンド
レンダリング - ColorSyncで管理されたカラーパイプライン
- 高精度な浮動小数点レンダリングを
リニアライトの色空間で実行 - Grand Central Dispatchにより、利用できるすべてのプロセッサを活用
- SD、HD、2K、4K、5Kメディアをフルスクリーンおよびリアルタイムでプレビュー再生
- カスタマイズできるキーボード
- Unicodeに完全対応
- GPU加速書き出し
- OS X Lion以降でのフルスクリーンビュー
編集と
タイムライン
- 自動同期によるMulticam編集、混合フォーマット、混合フレームレート、最大64のカメラアングルに対応
- マグネティックタイムラインが素材を自動的に同期された状態に保ち、クリップの衝突やギャップの発生を防止
- クリップ接続が基本シナリオのトリミングや移動中に追加素材の同期を保持。修飾キーを1回押すことで、基本シナリオ上でクリップをスリップ、スライド、移動しながら、接続されているクリップを固定されたまま保持
- 複合クリップを使って、複雑なコンポジションをシンプルな単一のクリップに統合。簡単に再利用できるよう、複合クリップをイベントブラウザに自動保存。複合クリップへの変更を、過去にそれらのクリップを使用したすべてのプロジェクトにアクティブに反映
- オーディションで複数のクリップを組み合わせて1つのクリップにし、候補となるテイク、カラーグレード、エフェクトをコンテクストの中で確認
- 同じクリップに異なるエフェクトを適用して比較できるよう、オーディションの中でクリップを複製
- 複数ソースのメディアをバックグラウンドで読み込みながら編集
- フィルムストリップ、またはミニフィルムストリップとメタデータ列を含むリストで素材を表示
- 要約再生機能で大量の素材をすばやく表示
- プロジェクトライブラリ内で、読み込む前にプロジェクトを要約再生
- 同じタイムライン上でフレームサイズ、フレームレート、フォーマットをリアルタイムでミックス(最大5K)
- 23.976、24、25、29.97、30、50、59.94、60fpsで編集
- 初回の編集で正しいプロジェクト設定を作成
- キーを押すかドラッグ&ドロップ操作で挿入、上書き、置き換え、追加、接続
- スキマーの位置まで編集を拡張
- タイムライン上でスプリット編集(JカットとLカット)
- ソース素材と編集したタイムラインの間で
アクションをマッチさせるための2つのビューア - メディアブラウザからiTunes、iMovie、iPhoto、Apertureに直接アクセス
- タイムライン上を移動したり、テキスト検索と重要なメタデータに基づいて項目を選択できるタイムラインインデックス
- タイムライン上のメディアを移動または削除し、ギャップを残すことができる位置ツール
- タスク完了をチェックマークで記録できるTo Do項目を含むクリップマーカー
- 再生ヘッド、スキマー、クリップ、マーカーにスナップ
- ギャップで置き換え
- 基本シナリオからリフト
- シナリオを作成し、Bロールを単一のユニットに統合
- プレースホルダを挿入
- ギャップを挿入
- クリップの正確な継続時間を数値で入力
- ブレードツールと「すべてをブレード」コマンドを使って編集を追加
- ビューアとイベントビューアの両方で見ることができる高品質でリアルタイムのベクトルスコープ、波形、ヒストグラム。ビューアの下にスコープを縦向きに配置し、画面スペースを最適化
- 「オーディオを録音」ツールでナレーションを追加
- タイムラインに表示するクリップのアピアランスを6つのプリセットから選択
- マルチタッチジェスチャーに対応
- 自動的に割り当てられたロールメタデータ、またはカスタムロールメタデータにもとづく整理、表示、ミュート、書き出し
- プロジェクトの開始タイミングをカスタマイズ
トリミング
- 使用済みまたは未使用のメタデータを編集ポイントの前後でスキミングしたり、ワンクリックでスキマーの位置にトリミングできるインライン詳細編集
- 基本的なタイムライントリミング
- 高度なタイムライントリミング機能を備えた
トリムツール - 1回のキー操作による「トリム開始」「トリム終了」「選択範囲にトリム」でニュースやドキュメンタリーの編集を高速化
- リップルとロール
- スリップとスライド
- リフトとリップル削除
- 2画面でのダイナミックトリミング(「詳細なトリミングフィードバックを表示」を有効にした場合)
- キーボードと数値入力による移動と
トリミング
エフェクト
- カラーサンプリング、エッジ補正、ライトラップをコントロールできる高度なクロマキーイング
- 直感的なオンスクリーンコントロールと方向の自動調整機能を含むドロップシャドウ
- Motion、Compressorとレンダリングエンジンを共有
- 選択範囲内に複数のエフェクトとトランジションを追加
- SD、HDフォーマットでリアルタイムエフェクトをマルチストリーミング
- アルファチャンネルにリアルタイムで対応
- ワンステップのフリーズフレームで静止画フレームを作成し、タイムラインに追加
- Motionとの連係による高度なモーショングラフィックス処理
- エフェクトをMotionで開いて変更し、Final Cut Proで新規エフェクトとして保存
- メディアブラウザから音楽、サウンドエフェクト、トランジション、フィルタ、カラールック、ジェネレータにアクセス
- 176以上の高度な2D、3Dタイトルテンプレート
- 95以上の高品質なトランジション
- ハリウッドの一流エフェクトスタジオが制作した、125以上の洗練されたアニメーションテンプレート(ビデオドロップゾーンを含む)
- 113以上のフィルタ、キー、ブラー、カラールック
- 41の背景、要素、単色、テクスチャ
- 数値入力とキーフレームによるアニメーションとエフェクトの正確なコントロール
- 「パラメータをペースト」インターフェースを使って、モーションとエフェクトのみを複数のクリップにペースト
- トリム、クロップ、Ken Burnsエフェクト
- キーフレームとオンスクリーンコントロールが使える歪みツール
- キーフレームとオンスクリーンコントロールが使える変形ツール
- バックグラウンド解析後に手ぶれ補正エフェクトをリアルタイムで適用
- ローリングシャッター補正によるデジタル一眼レフカメラのビデオの改善
- 異なるアスペクト比を単一のプロジェクトにシームレスに当てはめる空間適合
- タイムライン上でクリップ全体または選択範囲の速度を変更するリタイミングツール
- ワンクリックでの巻き戻し、インスタントリプレイ、速度ランプ
- 標準、フレームブレンディング、オプティカルフローの3つのリタイミング品質設定
- オーディオピッチを維持したままで速度を変更
- タイトルテキストの検索と置き換え
- タイトルやエフェクトを配置するためのタイトル/アクションセーフゾーンを表示
- セカンダリーシナリオ用のトランジションをワンステップで追加
- ソースメディアフレームレートをプロジェクトフレームレートにワンステップで変更できる「速度を適合」機能
オーディオ
- チャンネルにロールを割り当てる機能を含む、タイムライン上で個々のオーディオチャンネルを調整できるマルチチャンネルオーディオ編集
- サブフレームオーディオのキーフレーム設定
- 最大192kHzのオーディオサンプルをサポート
- リアルタイムのOS X Audio UnitとLogicプラグインエフェクトが付属
- 他社製64ビットAudio Unitプラグインをサポート
- キーフレーム設定ができるオーディオレベルとエフェクト
- 再生中にリアルタイムでオーディオフィルタを調整
- パンニング用の5.1chサラウンドモニタリングとキーフレームコントロール
- 「後方から前方」「回転」「スペースを作成」などの5.1chサラウンドパンニング用プリセットアニメーション
- 各オーディオクリップに10または31パラメータEQを内蔵
- 異なるマイクで録音したEQを均一化する「オーディオを合わせる」機能
- オーディオ補正による音量の正規化、背景ノイズの除去、ハムの除去(50Hzと60Hzの両方に対応)
- 読み込み中にオーディオを解析するオプションにより、重大な背景ノイズを除去し、中程度の問題に補正用フラグを付加
- 1,300以上のロイヤルティフリーのサウンドエフェクトが付属(個別のダウンロードとして提供)
- チャンネルごとに有効/無効の切り替えと構成ができるオーディオコントロール
- ピッチを維持したままオーディオを要約再生
- 各クリップの始点と終点にフェードハンドルを配置
- オーディオパンコントロール
- 「無効にする」コントロールとソロコントロール
- ビューアとタイムライン上でのオーディオ波形表示
- 対数カーブによるオーディオフェード
- 100以上のオーディオフィルタ
- タイムライン上での音量調整中にオリジナルの波形の高さを確認できる「参照オーディオ波形を表示」環境設定
- 必要に応じて拡張するVUメーター
色補正
- サチュレーション、露出、カラーを調整できるユニークなカラーボード
- ワンクリックでショットの色を正確に合わせるマッチカラー機能
- 肌色の改善、色かぶりの除去、イメージの明るい部分と暗い部分のダイナミックレンジ拡大を即時に行うバランスカラー機能
- サイズ、回転、柔らかさを調整するキーフレーム対応マスク
- カラーマスクの内側と外側を調整
- 回数制限のない各ショットの色補正
- カラー設定プリセットを保存して再利用
- 20のカラーボードプリセット
- エフェクトブラウザに20以上の高度なカラールックを用意
対応するフォー
マットと入出力2
- カメラ、ドライブ、ネットワークロケーション、カメラアーカイブからの読み込みに対応するシングルインターフェイス。リスト表示またはフィルムストリップ表示でメディアを確認し、同じ場所から頻繁に読み込む場合はネットワークとボリューム上によく使う場所を保存
- ARRI ALEXAカメラのProRes Log Cを含む、ProRes ProxyからProRes 4444までのすべての主要なフレームサイズとフレームレートをサポートするApple ProResファミリー、10ビット、フルワイドVBRコーデック
- 最大5Kフレームサイズの解像度に対応
- バックグラウンドでオリジナルのメディアをProRes 422またはProRes Proxyにトランスコードしてパフォーマンスを向上
- メディアの任意のフォルダからカメラアーカイブを作成し、Final Cut Proに読み込み
- 他社製プラグインを通じて、アーカイブまたはアセット管理システムからMXFラッピングされたメディアを読み込み、書き出し、編集
- 他社製ビデオキャプチャカードやソフトウェアからカメラアーカイブを読み込み
- iPhone、iPod touch、iPadなどのApple製デバイスから読み込み
- iMovieからプロジェクトとイベントを読み込み
- PTPのサポートにより、デジタル一眼レフカメラから写真とビデオを直接読み込み
- テープベースのHDV、DV、DVCAM、DVCPRO、DVCPRO 50、DVCPRO HDのストリーミングキャプチャ用FireWireデバイスコントロール
- 書き出しプリセットとカスタム書き出し先の作成機能を含む共有インターフェイス。複数の書き出し先にワンステップで書き出すためのバンドルを作成
- Apple TV、iPhone、iPad、MacなどのApple製デバイス用の書き出しプリセット
- YouTube、Podcast Producer、Facebook、Vimeo、CNN iReport、Eメール用の書き出しプリセット
- DVD、AVCHDディスク、Blu-rayディスクに書き出してディスクを作成3
- DVD、Blu-rayディスク、QuickTimeファイルで使用するチャプタマーカーを作成。マーカーの位置とは別にポスターフレームを調整
- AppleがデザインしたDVD用メニューとBlu-rayディスク用アニメーションメニュー
- イメージシーケンスとして書き出し
- 携帯電話、Wi-Fi、ブロードバンドへのインターネットストリーミング用にHTTPライブストリーミングとして書き出し
- 非圧縮8ビットおよび10ビット4:2:2への書き出し
- オーディオをAAC、AC3、AIFF、CAF、MP3、WAVファイルとして書き出し
- レイヤー化されたAdobe Photoshopファイルの読み込みと編集
以下のフォーマットのネイティブ編集に対応4:
- GoProカメラとiFrameカメラのH.264
- デジタル一眼レフカメラのH.264
- DV、DVCAM、DVCPRO、DVCPRO 50、DVCPRO HD
- HDV
- Panasonic AVC-Intra(AVC-Intra 100およびAVC-Intra 50を含む)
- Sony IMX、XDCAM、XDCAM EX、XDCAM HD、XDCAM HD422の読み込みに対応(Sony製ソフトウェアを追加して使用)
- 最大4KのSony XAVCの読み込みに対応(Sony製ソフトウェアを追加して使用)
- Canon XF MPEG-2の読み込みに対応(Canon製ソフトウェアを追加して使用)
- JVC製XDCAM EX
- AVCHD(Panasonic AVCCAMおよびSony NXCAMを含む)
- バックグラウンドでApple ProRes 4444にトランスコードするオプションを利用できる最大5KのREDCODE RAW(.r3d)ファイル。RED ROCKETカードで再生、トランスコード、レンダリングを加速
- 非圧縮8/10ビットSD/HD
- Apple Intermediate Codec
- 静止画像(PSD、BMP、GIF、RAW、JPEG、PNG、TGA、TIFFを含む)
- 圧縮オーディオ(AAC、AIFF、BWF、CAF、MP3、MP4、WAVを含む)
- BWF(Broadcast Wave Format)
- SDIIオーディオファイル
- 他社製仕上げツールやメディアアセット管理システムと連係させるためのXMLの読み込みと書き出し
- シーン、テイク、リールなどの標準メタデータフィールドとカスタムフィールドを含むことができるメタデータ表示対応のXMLデータ交換
メディア管理
- コンテンツの自動解析機能が実用的なメタデータを読み込み中に付加
- 検索可能なカスタムメタデータを作成できる範囲ベースのキーワード
- 選択した条件をもとにクリップを自動的に整理するスマートコレクション
- メディアフォルダの読み込みによってキーワードコレクションを自動作成
- イベントブラウザ内で複数の選択範囲を維持し、1つのクリップ上で複数の選択を保持
- 「よく使う項目」または「不採用」として範囲をマークし、並べ替えや絞り込みに利用
- メディアの移動とコピーのためのメディア管理ツール
- プロジェクト単位でのレンダリングファイル削除
- イベントの移動および結合機能
- プロジェクトメディアを統合して別のシステムに移動
- イベントブラウザを使った広範な検索、並べ替え、絞り込み
- 移動または変更したファイルにプロジェクトとイベントを手動で関連づけるためのメディア再接続機能
- 編集中にバックグラウンドでProRes 422に最適化するか、ProRes Proxyメディアを作成するかを選択できる「メディアをトランスコード」機能。ネイティブRED RAWファイルをProRes 4444に最適化
- カスタム命名規則プリセットを使い、クリップ情報、日付/時刻、フォーマット、カメラ情報からのメタデータをもとにクリップ名を一括変更
- 作成日、読み込み日、リール、シーン、継続時間、ファイルタイプをもとにクリップをグループ化
- 年、または年と月をもとにイベントをグループ化
- イベントライブラリに日付範囲を表示
- 名前、テイク、継続時間をもとにクリップの表示順序を決定
- Finderまたはイベントブラウザでクリップを表示
- カスタムコメントフィールド
- プロキシまたはオリジナルの高解像度メディアに接続するための環境設定
- 「Compressorへ送信」機能によるCompressorとの統合
- メディアを読み込み、イベントとプロジェクトの両方をXsan上で直接使用