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【プロ野球】

マートン大爆発 来日初の5打点

2013年4月19日 紙面から

巨人−阪神 3回表2死一塁、左越えに1号2ランを放つマートン=東京ドームで(沢田将人撮影)

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◇阪神8−1巨人

 屈辱を反骨心に変え、攻めダルマと化した猛虎打線の中心に4番・マートンがいた。2点リードの3回、2死一塁で左翼席に今季1号の2ランホーマーを放って沢村をこの回限りでKOすると、5回と6回に2打席連続の適時二塁打を放って3安打猛打賞で、来日初の5打点と大暴れだ。

 「今年初めて巨人相手に東京ドームで勝てた。チームとして打てる球を打つことができた」。首位をひた走る巨人に本拠地初黒星を付け、充実の表情を見せた。

 和田監督は「昨日はやられ放題だったけども、東京ドームで打つヒント、抑えるヒントがかなりあった。それを生かせた」。コンラッドを初めてスタメンから外す断を下し、直接指導した不調の福留に5試合ぶりのヒットが出るなど、指揮官自ら活を入れた打線が12安打8得点。攻め続けての勝利に手応えを感じ取った。

 試合前、マートンは関係者が手にしていた新聞記事を見ながら28年前の1985年にバース、掛布、岡田の伝説のバックスクリーン3連発の当時の回想を興味深そうに聞いていた。「(28年前の)4月17日に3連発打ったという事実は知っていたけど」とマートン。伝説の日の前夜は完敗を喫したが、一夜明けて先頭に立って敵地での3連敗を阻止した。バースはいないが、今の阪神には同じに頼りになるマートンがいる。 (中谷秀樹)

 

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