熊本県
消費税率などで論戦 4氏出席 山鹿市で討論会
参院選を前に、熊本選挙区(改選数1)の立候補予定者による公開討論会が21日夜、山鹿市の芝居小屋「八千代座」であった。立候補を表明している5人のうち、4人が出席。約300人の聴衆を前に、消費税率の引き上げなどをめぐって論戦を繰り広げた。
討論会は山鹿青年会議所が企画。民主新人の本田浩一氏(43)は期限日までに事前アンケートを提出しなかったため、出席を断ったという。
立候補予定者に重要政策などを聞いた後、4人が質問し合う「クロストーキング」形式で討論した。消費税増税について自民現職の松村祥史氏(46)が「(増税した場合の)低所得者の負担軽減策など国民的議論を始めるべきだ」と主張。日本創新党新人の前田武男氏(53)も「社会保障や年金などの安定財源を確保する必要がある」と理解を示した。
共産新人の安達安人氏(54)は「増税すれば不況になり、財政再建はできない」、みんなの党新人の本田顕子氏(38)も「官僚の『天下り』を禁止し、まず税金の無駄遣いをなくすことが重要」と反対の立場を示した。
=2010/06/23付 西日本新聞朝刊=
討論会は山鹿青年会議所が企画。民主新人の本田浩一氏(43)は期限日までに事前アンケートを提出しなかったため、出席を断ったという。
立候補予定者に重要政策などを聞いた後、4人が質問し合う「クロストーキング」形式で討論した。消費税増税について自民現職の松村祥史氏(46)が「(増税した場合の)低所得者の負担軽減策など国民的議論を始めるべきだ」と主張。日本創新党新人の前田武男氏(53)も「社会保障や年金などの安定財源を確保する必要がある」と理解を示した。
共産新人の安達安人氏(54)は「増税すれば不況になり、財政再建はできない」、みんなの党新人の本田顕子氏(38)も「官僚の『天下り』を禁止し、まず税金の無駄遣いをなくすことが重要」と反対の立場を示した。
=2010/06/23付 西日本新聞朝刊=
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