中国、元国家主席の娘を特使として日本へ
中国、元国家主席の娘を特使として日本へ
中国、日本に「和解」姿勢?
安倍首相、靖国参拝見送り
香港の日刊紙サウスチャイナ・モーニング・ポストや明報は29日、中国の李小林・人民対外友好協会会長(60)=写真=が習近平国家主席のメッセージを手に、31日に日本を訪れると報じた。
同会長は李先念・元国家主席の末娘で、同じ「太子党(中国共産党高級幹部の子弟)」の習近平主席とは近い関係にある。
共同通信は同日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「靖国神社の春季例大祭(4月21-23日)に合わせた参拝を見送る方針を固め、その代わりに『真榊(まさかき)』と呼ばれる供物を奉納する方向で検討に入った」と報じた。これまで日本の歴代首相による靖国神社参拝は韓国・中国など周辺諸国の激しい反発を招いてきた。香港メディアは同日「李小林会長は『文化行事出席』の名目で日本に行くが、釣魚島(日本名:尖閣諸島)の領有権問題で最悪になっている中日関係改善のため、習近平主席のメッセージを日本側に伝える『特使』役を果たすと思われる」としている。李小林会長は来月5日まで滞在し、福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相、山口那津男公明党代表などに会う予定だ。さらに、安倍首相との面会も予定されているという。
こうした「水面下の接触」に成果があるかどうかについては見解が分かれている。サウスチャイナ・モーニング・ポストは上海国際問題研究所の廉徳瑰副主任の話を引用「中日とも緊張が高まることは望んでいないので、静かに対話局面に向かうだろう」と報じた。一方、明報は北京大学国際関係学院の梁云祥教授のインタビューを引用「両国指導者のどちらかが譲歩しない限り、解決は難しい」としている。
一方、サウスチャイナ・モーニング・ポストは同日「米国の東アジア専門家エズラ・ヴォーゲル・ハーバード大学名誉教授は、香港中文大学の講演で『中日間の緊張緩和に最も良い方法は、両国指導者が個人的な関係を発展させることだ』と話した」とも報じている。
日本は4月初めに中国・海南島で開催されるボアオ・アジア・フォーラムに高官を派遣する方針だ。習近平主席も自ら演説をする予定で、両国間で高官クラスの会談が実現する可能性も取りざたされている。
以上は「CHOSEN ONLINE」より
今の日中関係を悪化させた大本は、石原慎太郎の尖閣買収問題ですが、その後の野田総理の尖閣国有化が決定的となりました。もう少しましな方法があった筈です。政治力のない人物が国の指導者になると国益を害する良い例となりました。日中友好が今までのようになったのも大勢の人々の努力があり成し遂げてきたものであり、一夕一朝にできたものではありません。しかし破壊するのは簡単です。国民が大切にしてきた友好を政府が壊すとは主客転倒もはなはだしい 限りです。 これが今の政府です。 以上
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